値下がり優勢、時価総額上位銘柄に売り

 
東証グロース市場では、グロースCoreは小幅高。東証マザーズ指数は弱含み。東証マザーズ指数の終値は前日比2.67ポイント(0.36%)安い738.35だった。東証プライムの主力銘柄がさえず、東証グロースの時価総額上位の銘柄に売りが出た。
 
朝方は上昇する場面もあった。前日の米株高を背景に運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが入った。もっとも、上値では利益確定売りが出て、その後は伸び悩んだ。
マイクロ波やエニーカラーが下げた。半面、バンクオブイやシンバイオは買われた。
値上がり銘柄数198、値下がり銘柄数271と、値下がりが優勢だった。
 
前日までの続伸の反動が出たものの、下げ幅は小さく、「大型株が市場予想に比べて決算内容が悪かった任天堂やダイキンの影響で弱い動きだが、中小型株はそうした厳しい状況とは隔たりがある」との声が聞かれた。
 
個別ではタスキ、キッズウェル・バイオ、アイペットホールディングス、サンウェルズ、ブティックスがストップ高。アドバンスト・メディア、ステムセル研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。カヤック、Aiming、Birdmanなど7銘柄は年初来高値を更新。マーキュリーリアルテックイノベーター、ベガコーポレーション、ピー・ビーシステムズ、サイバー・バズ、ジェイフロンティアが買われた。
 
 一方、シャノン、シイエヌエス、i-plug、サインド、ビザスクなど8銘柄が年初来安値を更新。フォースタートアップス、ブライトパス・バイオ、リンカーズ、ポーターズ、WASHハウスが売られた。
 

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