小動きスタート、利益確定売り

【寄り付き概況】

14日午前の寄り付きの日経平均株価は、前営業日比14円07銭高の2万8277円64銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.89ポイント安の1974.87で始まった。

前週末の米国株市場では主要株価指数が揃って上昇したものの、NYダウは小幅高にとどまり取引時間中はマイナス圏で推移する時間帯が長かった。目先買い戻し一巡から上昇一服感もみられる状況にある。

東京株式市場では前週末に日経平均が800円あまりの急騰をみせたが、きょうは買い疲れ感から短期筋の利益確定売り圧力も想定される。

外国為替市場では1ドル=139円台半ばと急激なドル安・円高に振れた。足もとで再び円安方向に押し戻されているが不安定な値動きで、輸出セクターやインバウンド関連株には警戒材料となりやすい。下値では出遅れた向きの押し目買いが予想され、底堅さは発揮されそうだ。

寄り付き直後は上昇する場面もあった。前週末の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、海外短期筋などによる買いが入った。

個別では、任天堂や三菱UFJが下げている。前週末に決算発表したソフトバンクグループ(SBG)は大幅に下落している。一方、東エレクやキーエンス、ファストリは買われている。

 

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