「過去最高売買代金にレーザーテックがチャレンジ」

「過去最高売買代金にレーザーテックがチャレンジ」

前場のレーザーテック(6920)の売買代金は4045億円と連日で大商い。
レーザーテックの売買代金は11月11日に過去最高となる5537億円を記録。
東証プライム市場全体の売買代金に占める比率は11%を超えた。
11日時点でレーザーテックの信用残は0.59倍(合算)。
因みに過去最高は任天堂の7000億円台。

2016年7月15日の任天堂の売買代金が4760億円。
個別銘柄としては、過去最高になった。
この日の東証1部の売買代金は3兆1130億円で、任天堂だけで全体の約15%を占めた。
米国でのスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の人気が背景だった。
それまでの最高は2013年5月21日の東京電力(現東京電力HD)の4456億円。
個人投資家の回転売買が膨らんだことが背景。
因みに任天堂は2016年7月19日に7036億円。
7月20日に7323億円を記録した。

BofAセキュリティーズの顧客フローのリポート。
同社の顧客は11月7ー111日の1週間に米株を33億5800万ドル買い越し。
3週ぶりの買い越し。
この週はNYダウの週間上昇幅が1300ドル超(4.1%高)。
S&P500は週間で5.89%高。
ヘッジファンド(HF)が3億2600万ドル買い越。
2週ぶりに買い越しに転じた。
機関投資家は45億4200万ドルの買い越し。
4週ぶりに買い越し。
買い越し額は2008年以降で3番目の大きさ。
個人投資家は15億6700万ドルの売り越し。
3週連続の売り越し。
企業の自社株買いは11億4100万ドル。
10月以降に例年の季節的傾向を上回る買いが続いたが、先週は下回る水準に鈍化した。 

もう一つBofAセキュリティーズのポート。
各ファンドが日本の個別銘柄に対し、ベンチマーク(BM)比でオーバーウエートとなっている銘柄、アンダーウエートとなっている銘柄を推計。
オーバーウエートとなっている上位10銘柄はアシックス(7936)、ミスミG(9962)、メルカリ(4385)、ピジョン(7956)、カルビー(2229)、
マツキヨココカラ(3088)、SHIFT(3697)、GMOPG(3769)、ベイカレント(6532)、NRI(4307)。
アンダーウエートはトヨタ(7203)、武田(4502)、KDDI(9433)、みずほ(8411)、ソフトバンク(9434)、
JT(2914)、キヤノン(7751)、三井物(8031)、OLC(4661)、日本郵政(6178)だった。
日本におけるロングオンリーによる現金保有率が6.7%と歴史的にみて高水準に位置していると指摘。
これら資金が株式の上昇を促す可能性を指摘した。

(櫻井)。

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