東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。
東証マザーズ指数の前日比5.75ポイント(0.71%)安い800.69だった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落した流れを受け、2日の日経平均株価は大幅安となった。投資家心理の悪化で国内新興市場でも幅広い銘柄に売りが出た。ただ、日経平均と比べ、下げ幅は限られている。
市場では「前日の米長期金利が低下しており、マザーズ指数を構成する高PER(株価収益率)のグロース(成長)株には下落した局面で押し目買いも入っているようだ」との声が聞かれた。
フリーやそーせい、JTOWERが売られた。一方、ジーエヌアイやウェルスナビは買われた。
値上がり銘柄数138、値下がり銘柄数321と、値下がりが優勢だった。
個別ではティムス、サイフューズ、ウェルプレイド・ライゼストが一時ストップ高と値を飛ばした。ビジョナル、キャンバス、トライアイズ、リプロセル、アライドアーキテクツなど12銘柄は年初来高値を更新。リファインバースグループ、ジャパンワランティサポート、HENNGE、トリプルアイズ、関通が買われた。
一方、ベースフード、フィスコ、ベイシス、i-plug、Sharing Innovationsなど13銘柄が年初来安値を更新。エヌ・ピー・シー、カヤック、M&A総合研究所、VALUENEX、POPERが売られた。
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