東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は反発。東証マザーズ指数の前引けは前週末比2.52ポイント(0.36%)高い697.87だった。このところ急ピッチな下げが目立ち、きょうは短期的な戻りに期待した買いが入った。
ただ、朝方は軟調に推移する場面が目立った。米国の金融引き締めが同国の景気を冷やすとの警戒から前週末の米国株が下落した。投資家心理が悪化し、国内の新興市場のグロース銘柄にも売りが波及した。
エニーカラーやラバブルMGが上昇した。一方、SBI証券などとの提携解消を発表したウェルスナビが下げた。今期の最終損益が一転して赤字になるとの見通しを示した識学も売られた。
値上がり銘柄数191、値下がり銘柄数258と、値下がりが優勢だった。
個別では、Unipos、ラバブルマーケティンググループがストップ高。総医研ホールディングス、グッピーズ、和心は年初来高値を更新。サイエンスアーツ、メンタルヘルステクノロジーズ、ハイブリッドテクノロジーズ、インターファクトリー、スローガンが買われた。
一方、識学がストップ安。ASJ、ユナイテッド、ジェイグループホールディングス、cotta、ビリングシステムなど56銘柄は年初来安値を更新。ポーターズ、アクセルマーク、Kids Smile Holdings、HOUSEI、フィードフォースグループが売られた。
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