売り買い拮抗、短期的な戻りに期待した買い

 
東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は反発。東証マザーズ指数の終値は前週末比6.02ポイント(0.87%)高い701.37だった。このところの急ピッチな下げを受けて短期的な戻りに期待した買いが入った。
 
市場では「相場全体の方向感が定まらず、テーマ性の高い銘柄や値動きの軽い銘柄に資金が向かいやすい」との声があった。
 
朝方は軟調に推移した。米国の金融引き締めによる景気悪化への警戒から9月30日の米株式相場は下落しており、心理的な重荷となった。
 
ラバブルMGは連日で制限値幅の上限(ストップ高)まで買われた。ビジョナルやMHTも上昇した。一方、ウェルスナビや識学は下落した。
値上がり銘柄数234、値下がり銘柄数230と、売り買いが拮抗した。
 
個別ではALBERT、Unipos、ラバブルマーケティンググループ、プログリット、グラッドキューブがストップ高。メンタルヘルステクノロジーズは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、グッピーズ、和心、AViCなど6銘柄は年初来高値を更新。INCLUSIVE、サイエンスアーツ、スローガン、メディア総研、スパイダープラスが買われた。
 
 一方、識学がストップ安。ASJ、ユナイテッド、ジェイグループホールディングス、cotta、ビリングシステムなど60銘柄は年初来安値を更新。ポーターズ、アクセルマーク、HOUSEI、フィードフォースグループ、ウェルスナビが売られた。
 

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