続伸スタート、米金利低下で

【寄り付き概況】

4日午前の日経平均株価は、前営業日比437円70銭高の2万6653円49銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、29.41ポイント高の1876.99で始まった。

3日の米株式市場では長期金利の低下を受けてNYダウ工業株30種平均が2.7%上昇するなど、主要株価指数がそろって大幅に上げた。
9月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを減速するとの見方につながった。高PER(株価収益率)のグロース(成長)株の買いを誘い、値がさの東エレクやアドテストを中心に相場を押し上げている。

英政府が3日に大規模減税策の一部を撤回し、同国の財務悪化に対する過度な懸念がいったん後退したことも支えだ。英政府による高所得者向け所得税の減税撤回は東京株式市場では3日の大引け近くに伝わっていたが、引き続き支援材料と意識されているようだ。

日本政府は4日朝、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。日本上空を通過したが、相場への影響は限られている。

個別では、住友商や伊藤忠が上昇している。東電HDや大ガスも高い。JFEやHOYAも買われている。
 

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