東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はともに上伸。東証マザーズ指数の前引けは前日比16.35ポイント(2.33%)高い717.72だった。前日の米市場では長期金利の低下を受け、ナスダック総合株価指数が2%超上昇するなど株価が急伸した。国内の新興企業向け市場でも地合い改善を受けて主力銘柄を中心に買いが入った。
市場関係者は、「米長期金利の上昇はいったんピークアウトしたように見える。売り方による買い戻しが株価の戻りを主導するだろう」とみていた。
ビジョナルやフリー、エニーカラーが上昇した。一方、サンバイオやアドベンチャ、ジーエヌアイは下落した。
値上がり銘柄数365、値下がり銘柄数102と、値上がりが優勢だった。
個別では、プログリットが一時ストップ高と値を飛ばした。ALBERT、ビジョナル、Mマート、グローバルセキュリティエキスパート、バルテスなど13銘柄は年初来高値を更新。Unipos、FPパートナー、アミタホールディングス、Birdman、日本ホスピスホールディングスが買われた。
一方、エコモット、識学、Retty、関通が年初来安値を更新。ラバブルマーケティンググループ、グラッドキューブ、サンバイオ、クリングルファーマ、Sun Asteriskが売られた。
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