「総論ばかりで実務が伴わない相場観」
「4日続落」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って4日続落。
週末にバイデン政権が中国を念頭に半導体の先端技術の輸出規制強化を発表。
これを嫌気し半導体関連株が下落。
フィラデルフィア半導体(SOX)指数は3.5%安と続落。
エヌビディアはが3.4%安、クアルコム、マイクロン・テクノロジー、AMD)が下落。
マイクロソフトが2.1%下落。
14日から始まる第3四半期の企業決算でS&P50採用企業は前年同期比4.1%増の見通し。
NYダウは前週末までの3営業日で1000ドルあまり下落。
短期的な戻りを期待した買いも入ったが、買いの勢いは続かなかった。
13日に9月の米消費者物価指数(CPI)の発表が予定され神経質な展開。
債券市場はコロンブスデーで休場。
ドル円は145円台後半。
WTI原油先物11月限は1.51ドル(1.6%)安の1バレル=91.13ドル。
SKEW指数は121.81→120.07。
恐怖と欲望指数は21→20。
週明けのNYダウは93ドル(0.32%)安の29202ドルと4日続落。
高値29485ル、安値29020ドル。
サイコロは3勝9敗。
騰落レシオ(25日)は73.89(前日69.93)。
NASDAQは110ポイント(1.03%)安の10542ポイントと4日続落。
高値10669ポイント、安値10449ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオ(25日)は78.22(前日78.40)。
S&P500は27ポイント(0.74%)安の3612ポ゚イントと4日続落。
高値3652ポイント、安値3588ポイント。
サイコロ3勝9敗。
騰落レシオ(25日)は74.60(前日72.09)。
ダウ輸送株指数は58イント(0.46%)高の12535ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は3.45%安の2275ポイントと3日続落。
VIX指数は32.45と上昇。
3市場の合算売買高は96.6億株(前日111.5億株。過去20日平均は117.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比435円安の26665円。
ドル建ては大証日中比430円安の26670円。
ドル円は145.68円。
債券市場はコロンブスデーで休場。
「3日続落」
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に3日続落。
9月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月から26万3000人増加。
伸びは8月(31万5000人増)から鈍化したものの市場予想の25万人増を上回った。
失業率は3.5%。
前月から0.2%ポイント低下した。
金利先物市場が織り込むFOMCでの0.75%利上げ確率は発表前の85%→92%に上昇。
「米経済がリセッション(景気後退)に陥るという懸念が強まった」との解釈。
市場の次のツールは来週発表の消費者物価指数(CPI)。
S&P主要11セクター全てが下落。
フィラデルフィア半導体(SOX)指数は6.06%安。
AMD13.9%急落。
もっとも主要3指数は週間では4週間ぶりに上昇。
S&P500は1.51%高、NYダウは1.99%高、NASDAQ総合は0.73%高。
10年国債利回りは3.887%。
10週連続高となり1994年以降で最長。
2年国債利回りは4.312%。
ドル円は145円台半ば。
WTI原油先物11月限は4.75ドル(5.37%)高の93.20ドル。
8月末以来、約5週間ぶりの高値水準。
SKEW指数は121.78→122.44→121.81。
恐怖と欲望指数は28→22。
週末のNYダウは630ドル(2.11%)安の29296ドルと3日続落。
高値29685ドル、安値29142ドル。
サイコロは3勝9敗。
騰落レシオ(25日)は69.93(前日78.23)。
NASDAQは420ポイント(3.80%)安の10652ポイントと3日続落。
高値10891ポイント、安値10608ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオ(25日)は78.40(前日80.42)。
S&P500は104ポイント(2.80%)安の3639ポ゚イントと3日続落。
高値3706ポイント、安値3620ポイント。
サイコロ3勝9敗。
騰落レシオ(25日)は72.09(前日78.50)。
ダウ輸送株指数は361イント(2.82%)安の12477ポイントと3日続落。
SOX指数は6.06%安の2365ポイントと続落。
VIX指数は31.36と上昇。
3市場の合算売買高は111.5億株(前日105.7億株。過去20日平均は117.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比385円安の26715円。
ドル建ては大証日中比380円安の26720円。
ドル円は145.42円。
10年国債利回りは3.887%。
2年国債利回りは4.312%。
「10年国債は9月21日以来の2日連続取引不成立」
週末の日経平均は寄り付き336円安。
終値は195円(▲0.71%)安の27116円と5日ぶりに反落。
日足は2日連続で陽線。
水曜に空けたマドは26994円ー27030円。
火曜に空けたマドは26223円ー26663円。
日経平均は週間では1178円の上昇。
週足は4週ぶりに陽線。
(前々週4.5%安、前週4.5%高)。
TOPIXは15.67ポイント(▲0.82%)安の1906ポイントと5日ぶりに反落。
日銀は6月18日以来75日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は8.06ポイント(▲0.81%)安の981.13と5日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は1.36%安の725.23と5日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は2兆7196億円(前日は2兆7187億円)。
値上がり500銘柄(前日1338銘柄)。
値下がり1254銘柄(前日414銘柄)。
新高値38銘柄(前日89銘柄)。
新安値16銘柄(前日4銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは88.27(前日89.05)。
NTレシオは14.22倍(前日14.21倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(27325円)からは▲0.77%(前日▲0.19%)。
16日連続で下回った。
上向きの75日線は27450円。
12日連続で下回った。
下向きの200日線(27308円)からは▲0.71%(前日▲0.02%)。
12日連続で下回った。
上向きの日線は26951円。
5日連続で上回った。
マザーズ指数は25日移動平均から0.30%のプラスかい離。
プラスは3日連続。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.455%(前日▲11.701%)
買い方▲11.075%(前日▲10.441%)。
4日連続で売り方買い方逆転。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.722%(前日▲8.737%)。
買い方▲28.186% (前日▲27.535%。2月24日が40.739%)。
空売り比率は43.4%(前日44.6%。16日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.5%(前日12.7%)。
9月30日が10.3%、9月28日が11.8%、9月26日が13.3%。
日経VIは23.33(前日22.88)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.53倍(前日12.64倍)。
前期基準では13.16倍。
EPSは2164円(前日2160円)。
225のPBRは1.15倍(前日1.16倍)。
BPSは23579円(前日23544円)。
10年国債利回りは9月21日以来の2日連続取引不成立(前々日0,245%)。
プライム市場の予想PERは13.36倍。
前期基準では14.04倍。
PBRは1.16倍。
日経平均の予想益回りは7.98%。
同配当利回りは2.30%。
プライム市場の予想益回りは7.48%。
配当り利回り加重平均は2.53%。
プライム市場の単純平均は15円安の2417円。
プライム市場の売買単価は2445円(前日2386円)。
プライム市場の時価総額は693兆円(前日699兆円)。
ドル建て日経平均は187.02(前日188.98)と5日ぶりに反落。
17日連続で200ドル割れ。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比435円安の26665円。
高値26750円、安値26485円。
大証先物夜間取引終値は日中比450円安の26650円。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比385円安の26715円。
高値27185円、安値26645円。
大証先物夜間取引終値は日中比400円安の26700円。
気学では「弱体日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
水曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」。
木曜は「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ」。
金曜は「変化注意日。後場の足取りに注意せよ」。
ボリンジャーのマイナス1σが26617円。
プラス1σが28033円。
アノマリー的には「大幅高の特異日」。
火曜日は先週まで6連勝。
《今日のポイント10月11日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って4日続落。
週末にバイデン政権が中国を念頭に半導体の先端技術の輸出規制強化を発表。
債券市場はコロンブスデーで休場。
ドル円は145円台後半。
SKEW指数は121.81→120.07。
恐怖と欲望指数は21→20。
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に3日続落。
9月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月から26万3000人増加。
伸びは8月(31万5000人増)から鈍化したものの市場予想の25万人増を上回った。
失業率は3.5%。
前月から0.2%ポイント低下。
10年国債利回りは3.887%。
10週連続高となり1994年以降で最長。
2年国債利回りは4.312%。
ドル円は145円台半ば。
SKEW指数は121.78→122.44→121.81。
恐怖と欲望指数は28→22。
(2)週明けのダウ輸送株指数は58イント(0.46%)高の12535ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は3.45%安の2275ポイントと3日続落。
VIX指数は32.45と上昇。
3市場の合算売買高は96.6億株(前日111.5億株。過去20日平均は117.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比435円安の26665円。
週末nダウ輸送株指数は361イント(2.82%)安の12477ポイントと3日続落。
SOX指数は6.06%安の2365ポイントと続落。
VIX指数は31.36と上昇。
3市場の合算売買高は111.5億株(前日105.7億株。過去20日平均は117.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比385円安の26715円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆7196億円(前日は2兆7187億円)。
値上がり500銘柄(前日1338銘柄)。
値下がり1254銘柄(前日414銘柄)。
新高値38銘柄(前日89銘柄)。
新安値16銘柄(前日4銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは88.27(前日89.05)。
NTレシオは14.22倍(前日14.21倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(27325円)からは▲0.77%(前日▲0.19%)。
16日連続で下回った。
上向きの75日線は27450円。
12日連続で下回った。
下向きの200日線(27308円)からは▲0.71%(前日▲0.02%)。
12日連続で下回った。
上向きの日線は26951円。
5日連続で上回った。
マザーズ指数は25日移動平均から0.30%のプラスかい離。
プラスは3日連続。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.455%(前日▲11.701%)
買い方▲11.075%(前日▲10.441%)。
4日連続で売り方買い方逆転。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.722%(前日▲8.737%)。
買い方▲28.186% (前日▲27.535%。2月24日が40.739%)。
(6)空売り比率は43.4%(前日44.6%。16日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.5%(前日12.7%)。
9月30日が10.3%、9月28日が11.8%、9月26日が13.3%。
日経VIは23.33(前日22.88)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.53倍(前日12.64倍)。
EPSは2164円(前日2160円)。
225のPBRは1.15倍(前日1.16倍)。
BPSは23579円(前日23544円)。
10年国債利回りは9月21日以来の2日連続取引不成立(前々日0,245%)。
(8)プライム市場の単純平均は15円安の2417円。
プライム市場の時価総額は693兆円(前日699兆円)。
ドル建て日経平均は187.02(前日188.98)と5日ぶりに反落。
17日連続で200ドル割れ。
(9)ボリンジャーのマイナス1σが26617円。
プラス1σが28033円。
アノマリー的には「大幅高の特異日」。
火曜日は先週まで6連勝。
今年の曜日別勝敗(10月7日まで)
↓
月曜18勝17敗
火曜22勝17敗
水曜19勝19敗
木曜22勝16敗
金曜19勝17敗
相場の話は総論ばかりという気がする。
かつて「床屋政談」として揶揄したこともあるが、最近はさらにそれが進んだ。
世界政治と世界経済を気にして、特に米国動向に気を取られ足元の日本企業の未来はあまり語られない。
円安に関する議論は多いが、それが日本に及ぼす個別の影響は無視されがち。
安川電機が工場を日本に戻し、グーグルでさえ日本にデータセンターを持ってくる。
台湾のTSMCが熊本に工場を作る効用はようやく語られ始めた。
円安、そして賃金安は日本のプレゼンスを高める。
個人や消費者がどんなに苦労しようとも企業は明るい筈だ。
でもそういった各論は語られない。
ライフプランを計画し資金運用や資産運用の重要性は語られる。
でも個別投資については、あまり語られない。
個別でつまずきバブル崩壊に向かって個別銘柄の集中推奨が禁じられたという敗けもあろう。
でも頑張っても業種別の相場観測程度。
お金が大切だと言ってもその具体的活用法が語られないから隔靴掻痒。
ESGにしたってSDGsにしたって学者と運用者の論理。
「だから何?」といっても反論すらない。
総論ばかりで各論=現場の実務がないから、さらの相場は分かりにくくなる。
ここが今の一番の問題だろう。
そもそも、株も債券も下落する場面でポートフォリオ投資は正しいと思えるだろうか。
スウェーデン王立科学アカデミーは10日、
2022年のノーベル経済学賞を元米連邦準備理事会(FRB)議長のベン・バーナンキ氏(68)ら3人に授与すると発表。
授賞理由は「金融危機における銀行の役割」。
同氏は08年の金融危機時にFRB議長として対応の指揮をとった。
実務面でも主要国中央銀行のトップを務めた人物が同賞を受けるのは極めて異例と。
(兜町カタリスト櫻井)
