17日の東京株式市場は反落後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6500円-2万7000円を想定。(14日終値2万7090円76銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は403ドル安の29634ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、前週末14日大幅に反発した反動や、現地14日の米国株式が反落したこともあり、売り優勢のスタートとなりそう。
直近では、荒い値動きが続いているだけに、売り一巡後は、落ち着きどころを探る展開になりそうだ。
日経平均株価は先週、25日線(27148円、14日時点)線近辺で戻りが抑えられた。きょうは大幅下振れスタートが予想される中、場中も押し目買いは手控えられ、さえない動きが続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の半ば(前週末14日は147円47-49銭)、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の半ば(同144円04-08銭)と、円安方向に振れている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同14日の大阪取引所清算値比425円安の2万6625円だった。
【好材料銘柄】
■No.1 <3562>
上期経常が56%増益で着地・6-8月期も2.1倍増益。
■BeeX <4270>
上期経常は2.2億円で着地。通期計画の2.7億円に対する進捗率は82.1%となった。
■室町ケミカル <4885>
上期経常を2.2倍上方修正。
■ベクトル <6058>
上期経常は一転64%増益で上振れ着地。
■メタリアル <6182>
上期経常が2.5倍増益で着地・6-8月期も2.5倍増益。また、メタバース事業の継続およびMetaverser構想の展開加速を決定。
■オキサイド <6521>
今期経常を34%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■クックビズ <6558>
今期経常を97%上方修正。
■ネクスグループ <6634>
非開示だった今期経常は黒字浮上へ。
■バリュエンスホールディングス <9270>
今期経常は31%増益、5円増配へ。
■プレナス <9945>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。塩井辰男社長が代表を務める塩井興産がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株2640円で14日終値を37.5%上回る水準。買い付け期間は10月17日から11月29日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
17(月)
【国内】
《決算発表》
マネフォワード、日本国土、バロック、サイバーS
【海外】
米10月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
《米決算発表》
バンク・オブ・アメリカ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
