弱含みの展開か

21日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6800円-2万7200円を想定。(20日終値2万7006円96銭)
米国株は下落。ダウ平均は90ドル安の30333ドルで取引を終えた。
米国株安はそこまでネガティブ視されないだろう。ただ、米長期金利の上昇と円安進行が続いており、欧州は政情が不安定。大きく下げなかったからといって強く買いを入れたい局面ではない。

きのう20日の日経平均株価は、下げ渋る動きをみせたものの、買い手がかり材料に乏しいこともあり、上値は重そう。
先行き不透明感があるなか、週末要因もかさなり、ポジション調整の売りが強まる場面も想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=150円トビ台(20日は149円86-88銭)、ユーロ・円が1ユーロ=146円台の後半(同146円66-70銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比20円高の2万7020円だった。

【好材料銘柄】 

■さくらケーシーエス <4761> 
上期経常を51%上方修正。

■内海造船 <7018> 
今期最終を3.5倍上方修正。

■スポーツフィールド <7080> 
今期経常を46%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■カナデン <8081> 
上期経常を65%上方修正。

■SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478> 
今期経常を8%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.77%にあたる100万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月21日から11月30日まで。

■UEX <9888> 
今期経常を21%上方修正。

【主な経済指標・スケジュール】

21(金)
【国内】
9月全国消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
サーティワン

【海外】
《米決算発表》
アメリカン・エキスプレス、ベライゾン・コミュニケーション

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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