東証グロース市場は、東証マザーズ指数は小幅安。グロースCoreは小反発。東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比3.99ポイント(0.55%)安い723.76だった。米長期金利の上昇を受け、前日の米株式市場では主要3指数がそろって下落。21日の国内新興市場でも投資家心理の重荷として意識された。
東証マザーズ指数の下値は堅く、上げに転じる局面もあった。市場関係者は、「マザーズ指数を構成する銘柄はプライム市場の銘柄と比べ、海外発のリスクを受けにくい。新興銘柄に買いを入れる動きもあるようだ」とみていた。
開発中の再生細胞薬について、承認取得が遅れると発表したサンバイオが大幅安となった。そのほか、そーせいやフリーが売られた。一方、Appierやネクストーンは買われた。
値上がり銘柄数171、値下がり銘柄数271と、値下がりが優勢だった。
個別ではバンク・オブ・イノベーション、スポーツフィールドがストップ高。ログリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ビリングシステム、ALBERT、フィーチャ、ピー・ビーシステムズ、SBIリーシングサービスなど6銘柄は年初来高値を更新。コマースOneホールディングス、NexTone、ENECHANGE、クラウドワークス、クリアルが買われた。
一方、海帆、シイエヌエス、アンジェス、サンバイオ、ファンペップなど12銘柄が年初来安値を更新。ビジネスコーチ、コラボス、CS-C、霞ヶ関キャピタル、FPパートナーが売られた。
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