値下がり優勢、割高銘柄に売り

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数は小幅続落。グロースCoreは小反発。
東証マザーズ指数の終値は前日比3.67ポイント(0.50%)安い724.08だった。米長期金利が14年ぶりの高水準となったことを受け、前日の米株式市場では主要3指数が軒並み下落した。21日の国内新興市場でも割高感が意識される銘柄を中心に売りが出やすかった。
 
ただ、マザーズ指数の下値は限られた。市場では東証プライムの上場銘柄に比べて外需の影響を受けにくい中小型株には消去法的な買いが入りやすいとの見方があった。
フリーやそーせいが下げた。開発中の再生細胞薬について、承認取得が遅れると発表したサンバイオは18%安で終えた。一方、ネクストーンやメドレーは上げた。
値上がり銘柄数169、値下がり銘柄数280と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、バンク・オブ・イノベーション、スポーツフィールドがストップ高。コマースOneホールディングス、ログリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ビリングシステム、ALBERT、フィーチャ、ピー・ビーシステムズ、SBIリーシングサービスなど6銘柄は年初来高値を更新。NexTone、キューブ、クラウドワークス、ビーブレイクシステムズ、農業総合研究所が買われた。
 
 一方、海帆、cotta、シイエヌエス、アンジェス、サンバイオなど14銘柄が年初来安値を更新。ビジネスコーチ、シリコンスタジオ、コラボス、クックビズ、ウォンテッドリーが売られた。
 

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