値下がり優勢、持ち高整理の売り

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数は小幅安。グロースCoreは小反発。東証マザーズ指数の終値は前日比2.09ポイント(0.28%)安い745.73だった。
27日の米株式市場でハイテク株が下落し、国内の新興銘柄にも売りが優勢だった。発表が本格化している国内企業の決算を見極めたいとの雰囲気が強い中、週末とあって持ち高整理の売りも出やすかったとみられる。
エニーカラーやドリコムが下落した。一方、バンクオブイやM&A総研は上昇した。
市場関係者は「売り買い交錯となる中で値動きの良い銘柄に買いが集まった」と話していた。
値上がり銘柄数164、値下がり銘柄数302と、値下がりが優勢だった。
 
きょうグロース市場に新規上場したプラスゼロは買い気配のまま上場初日の取引を終え、初値は付かなかった。大量の買いを集め、気配値を公開価格(1650円)の2.3倍にあたる3795円まで切り上げた。
 
個別では、LAホールディングス、ALBERT、ボードルア、アイドマ・ホールディングス、メンタルヘルステクノロジーズが年初来高値を更新。バンク・オブ・イノベーション、ティーケーピー、ジーネクスト、FRONTEO、セーフィーが買われた。
 
一方、ルーデン・ホールディングス、オークファン、クリーマ、ファンペップ、さくらさくプラスなど7銘柄が年初来安値を更新。ドリコム、AB&Company、クリアル、ケアネット、モイが売られた。
 

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