値下がり優勢、自律反発狙いの買い

東証グロース市場は、グロースCoreは軟調。東証マザーズ指数は小じっかり。東証マザーズ指数の前引けは前日比0.16ポイント(0.02%)高い733.12だった。米長期金利の上昇を背景にハイテク株の下げが続いていたため、自律反発狙いの買いが入った。
 
もっとも、指数は安く推移する場面も目立った。米国で25日から国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれるのを前に国内のグロース銘柄には持ち高整理を目的とした売りも出た。
坪田ラボが買われた。アクリートも上昇した。一方、ストリームMやフリーは下落した。
値上がり銘柄数205、値下がり銘柄数238と、値下がりが優勢だった。
 
市場では「世界景気の先行き不透明感が強く、グロース銘柄に積極的に買いを入れられるような状況ではない」との声も聞かれた。
個別では地域新聞社、TORICOがストップ高。シリコンスタジオ、Amaziaは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、パルマ、はてな、バルテス、MRTなど12銘柄は年初来高値を更新。デジタルプラス、マーキュリーリアルテックイノベーター、ステムセル研究所、フォースタートアップス、坪田ラボが買われた。
 
一方、スペースマーケット、ヘリオス、アジャイルメディア・ネットワーク、クラシコム、KIYOラーニングが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、サスメド、ストリームメディアコーポレーション、ココペリ、ドラフトが売られた。
 

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