25日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8200円-2万8500円を想定。
米国株は上昇。ダウ平均は59ドル高の32969ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう24日まで5日続落した反動や、現地24日の米国株式が反発したことから、買い優勢スタートとなりそう。
ただ、積極的に買い進む材料に乏しいことや戻り待ちの売りに、上値が押えられる場面も想定される。
値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かうとみられる。
引け後に決算を発表したエヌビディアやセールスフォースが時間外で下落しており、ハイテク株の戻りは甘くなると思われる。米長期金利の上昇が続いていることもあり、グロース株は積極的には買いづらいだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の前半(24日は136円54-55銭)、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の半ば(同135円90-94銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所清算値比140円高の2万8460円だった。
【好材料銘柄】
■ステラ ケミファ <4109>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.0%にあたる50万株(金額で17億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月25日から23年3月24日まで。
■ペルセウスプロテオミクス <4882>
抗トランスフェリン受容体抗体「PPMX-T003」の真性多血症(PV)患者を対象とした第1相試験で被験者への投与を開始。
■九州リースサービス <8596>
今期最終を95%上方修正。
■メディカルネット <3645>
子会社のノーエチ薬品と歯ぎしりや不眠に効果がある「デンター漢方錠」を共同開発。
■HOUSEI <5035>
東証が25日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■タメニー <6181>
京都府へAI機能を搭載した地方自治体向け婚活支援システム「parms」を提供。
【主な経済指標・スケジュール】
25(木)
【国内】
予定はありません
【海外】
米4-6月期GDP改定値(21:30)
米7年国債入札
米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会合(~8/27)
《米決算発表》
ダラー・ツリー、ダラー・ゼネラル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
