160円高と続伸、米株高を好感

【寄り付き概況】

26日午前の日経平均株価は、前営業日比160円46銭高の2万8639円47銭で始まった。

東証株価指数(TOPIX)は、7.29ポイント高の1983.89で始まった。
 
前日の米株式市場は、NYダウが322ドル高と続伸。米長期金利の低下などが好感された。今晩のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に対する関心は高い。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=136円50銭前後で推移している。
 
主要な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3.7%上昇した。東京株式市場でも東エレクやアドテストなどの半導体関連銘柄のほか、ソフトバンクグループ(SBG)などハイテク関連銘柄に買いが入っている。
 
総務省が8時30分に発表した8月の都区部消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合が102.4%と、前年同月比2.6%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の上昇率の中央値である2.5%と大きな差がなく、材料視する動きは乏しい。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高く、値上がりは非鉄、鉄鋼、機械、ガラス・土石など。値下がり上位に鉱業、医薬品、紙パなど。
 
個別では、家庭用ゲーム機の値上げを発表したソニーGが上げている。ファストリやダイキン、KDDIが高い。一方、アサヒや日揮HD、中部電は下落している。
 
 
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