31日の東京株式市場は反落後、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7800円-2万8100円を想定。(30日終値2万8195円58銭)
米国株は下落。ダウ平均は308ドル安の31790ドルで終了。
現地30日の米国株式が3日続落したことから、売り先行スタートとなりそう。
日経平均株価はきのう30日、25日移動平均線(29日時点で2万8245円)が上値として意識される展開だったこともあり、積極的買いは見込みづらく、様子見姿勢が強まる場面も想定される。
今週末の米8月雇用統計も警戒材料となる中では、押し目買いも手控えられそう。水準を切り下げて始まった後は、下値模索が続くだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の半ば(30日は138円45-47銭)、ユーロ・円が1ユーロ=138円台の後半(同138円84-88銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比275円安の2万7925円だった。
【好材料銘柄】
■北野建設 <1866>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.03%にあたる25万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月1日から23年3月17日まで。
■不二電機工業 <6654>
今期経常を一転14%増益に上方修正。
■元気寿司 <9828>
4-6月期(1Q)経常は42倍増益で着地。
■マーチャント・バンカーズ <3121>
子会社娯楽TVメディア・コンテンツが番組制作会社のエス・フィールドと資本業務提携。
■古河機械金属 <5715>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.19%にあたる85万株(金額で10億6760万円)を上限に、8月30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■NEC <6701>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.46%にあたる670万株(金額で300億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月30日から23年3月31日まで。
■インターアクション <7725>
イメージセンサー検査関連製品の大口受注を獲得。受注金額は5.7億円、契約納期は23年6月~11月を予定。
■オリンパス <7733>
科学事業子会社エビデントの全株式を米ベインキャピタルに4276億円で売却する。
【主な経済指標・スケジュール】
31(水)
【国内】
7月鉱工業生産(8:50)
7月商業動態統計(8:50)
7月住宅着工統計(14:00)
【海外】
中国8月製造業PMI(10:00)
中国8月非製造業PMI(10:00)
米8月ADP全米雇用リポート(21:15)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
