米国株式市場はレイバーデー(労働の日)の祝日のため休場
【シカゴ日本株先物概況】
米国株式市場はレイバーデー(労働の日)の祝日のため休場
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7287.43(+6.24)
5日のFTSE100種総合株価指数は小幅に続伸した。前週末に比べ6.24ポイント(0.09%)高の7287.43で引けた。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」が5日、10月の原油生産量を日量10万バレル削減することを決めた。ロシアが欧州向け天然ガス供給の停止を延長したことも、代替需要が高まるとの観測を強め、原油価格が上昇。原油高を受けたエネルギー株への買いが指数を押し上げた。
FTSEの個別銘柄では、資源大手グレンコアが4.0%高で上昇率トップ。航空・防衛大手BAEシステムズ(3.0%高)、小売り大手JDスポーツファッション(2.4%高)も買われた。一方、動物用医薬品のデクラ・ファーマシューティカルズは10.6%安と急落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12760.78(-289.49)
5日のドイツ株価指数(DAX)は大幅に反落した。前週末に比べ289.49ポイント(2.22%)安の1万2760.78で終えた。ロシアが主要パイプラインを通じた天然ガス供給を停止したことで、エネルギー価格の高騰やエネルギー不足がドイツ景気を下押しするとの懸念が広がった。自動車株や化学株、金融株など幅広い銘柄が売られた。
DAXでは、商用車大手ダイムラー・トラックが6.8%安、自動車部品大手コンチネンタルが5.9%安、高級スポーツカー大手ポルシェが4.6%安と、自動車関連株に売りが膨らんだ。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 6093.22(-74.29)
フランスCAC40種指数は1.20%安だった。
ロシアが前週末、ドイツへの天然ガス供給の停止を継続すると表明したことから、欧州のエネルギー危機に対する懸念が一段と強まり、株価の重しとなった。
