「滑稽」

「滑稽」

「大幅続伸」

週末のNY株式市場で主要3指数は大幅続伸。
「市場参加者が景気見通しへの懸念から目をそらし再び買いを入れた。
あるいはここまのでの過度な売りの反動」。
都合の良い解釈が聞かれる。
週間ベースでNYダウは2.7%、S&P500は3.6%、NASDAQは4.1%昇。
週間ベースで4週間ぶりの上昇。
「13日のCPIは2020年4月以来の幅で低下
背景はガソリン価格の低下」という声もある。
スーパーマーケットチェーン大手のクローガーが7.4%高
タペストリー(旧コーチ)が2.7%高。
第2四半期末の家計資産は第1四半期末の149.9兆ドル→143.8兆ドルに減少。
1年ぶりの低水準となった。
減少額は6.1兆ドルと過去最大。
株式の価値が7.7兆ドル減少。
一方、不動産価格は1.4兆億ドル増加。
7月の卸売在庫は前月比0.6%増。
前月発表された速報値の0.8%増から下方修正。
市場予想は速報値から変わらず。
前年同月比は25.1%増加。
FRB当局者からインフレへの警戒を示す発言が連発。
2年債利回りは一時3.575%と2007年11月以来の水準に上昇した。
2年債と10年債の逆イールドは0.25%。
10年国債利回りは3.315%。
2年国債利回りは3.562%。
ドル円は142円台半ば。
先週、対円で24年ぶり、対ポンドで37年ぶり高値となった。
ドル指数は約20年ぶりの高値を更新した
WTI原油先物10月限は前日比3.25ドル(3.9%)高の1バレル=86.79ドル。
ビッドコインは10%超急伸21300ドル。
2週間ぶりの高値水準。
イーサも5%超上昇。
3週間ぶりの高値となる1746ドル。
SKEW指数は119.08→119.66。
恐怖と欲望指数は41→45。

週末のNYダウは377ドル(1.19%)高の31774ドルと3日続伸。
高値32227ドル、安値31876ドル。
サイコロは6勝6敗。
NASDAQは250ポイント(2.11%)高の12112ポイントと3日続伸。
高値12132ポイント、安値11958ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は61ポイント(1.53%)高の4067ポ゚イントと3日続伸。
高値4076ポイント、安値4022ポイント。
サイコロは6勝6敗。
ダウ輸送株指数は334ポイント(2.44%)高の14060ポイントと続伸。
SOX指数は2.39%高の2721ポイントと3日続伸。
VIX指数は23.79と低下。
3市場の合算売買高は99.1億株(前日101.9億株。過去20日平均は102.4億株)。
225先物CME円建ては大証日中比195円高の28195円。
ドル建ては大証日中比240円高の28240円。
ドル円は142.52円。
10年国債利回りは3.315%。
2年国債利回りは3.562%。

週間ベースでNYダウは2.7%。
NASDAQ総合指数は4.1%。
S&P500は3,6%。
いずれも4週間ぶりに反発。

「株価上昇で移動平均は上向いた」

木曜の日経平均は寄り付き139円高。
終値は149円(△0.53%)高の28214円と続伸。
日足は2日連続で陽線。
先週月曜にあけたマドは28608円ー28179円は埋めた。
先週木曜にあけたマド27906円ー27832円は埋めた。
木曜に下であけたマドは27546円ー27718円。
SQ値28253円に対しては幻ではないものの1敗。
日経平均は週間で563円の上昇。
週足は3週ぶりに陽線。
TOPIXは7.91ポイント(△0.40%)高の1965ポイントと続伸。
25日線を上回った。
日銀は6月19日以来58日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は4.07ポイント(△0.40%)高の1011.39と続伸。
東証マザーズ指数は2.42%高の741.32と続伸。
プライム市場の売買代金は3兆1436億円(前日は2兆9818億円)。
値上がり1205銘柄(前日1763銘柄)。
値下がり535柄(前日103銘柄)。
新高値116銘柄(前日71銘柄)。
新安値5銘柄(前日8銘柄)。
日経平均の騰落レシオは102.15(前日100.33)。
NTレシオは14.35倍(前日14.34倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(28269円)からは▲0.19%(前日▲0.68%)
10日連続で下回った。
上向きの75日線は27451円。
39日連続で上回った。
横這いのの200日線(27450円)からは△2.78%(前日△2.21%)。
2日連続で上回った。
上向きの5日線は27791円。
5日線が上向いたから株高になるのではなく株価が上昇したから上向いた。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.544%(前日▲12.782%)
買い方▲7.369%(前日▲8.132%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.795%(前日▲12.277%)。
買い方▲23.789% (前日▲25.1125%)。
空売り比率は48.4%(前日43.2%。17日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率11.3%(前日8.1%)。
ほぼ限界値。
日経VIは19.49(前日20.06)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.83倍(前日12.79倍)。
15日連続で12倍台。
前期基準では13.44倍。
EPSは2199円(前日2194円)。
225のPBRは1.17倍。
BPSは24194円(前日24115円)。
10年国債利回りは0.245%。
プライム市場の予想PERは13.75倍。
前期基準では14.44倍。
PBRは1.19倍。
プライム市場の予想益回りは7.26%。
配当り利回り(加重平均)は2.46%。
プライム市場の単純平均は15円高の2511円。
プライム市場の売買単価は2566円(前日2469円)。
プライム市場の時価総額は714兆円(前日711兆円)。
ドル建て日経平均は197.15(前日195.33)と続伸。
7日連続200ドル割れ。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比195円高の28195円。
高値28205円、安値27855円。
大証先物夜間取引終値は日中比190円高の28190円。
9月の権利配当落ち分は日経平均で224円。
(TOPIXでは19.6ポイント)。
現物はまだ配当落ちしていないので224円の逆ザヤ。
気学では「押し込んで戻す日」。
火曜は「初め安いと後高の日。悪目買い方針良し」。
水曜は「下寄り買い。但し突飛高は利入れ方針。飛付警戒」。
木曜は「先日来高かりし時は反落する日」。
金曜は「変化注意日にして不時安を見ることあり」。
ボリンジャーのプラス1σが28255円。
プラス2σが29241円。
マイナス1σが27783円。
マイナス2σが27298円。
アノマリー的には「変化日」。
水星の逆行は10月2日に終わる。
今週末のNYはクワドラブルウイッチング(メジャーSQ)。

《今日のポイント9月12日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は大幅続伸。
   10年国債利回りは3.315%。
   2年国債利回りは3.562%。
   ドル円は142円台半ば。
   先週は対円で24年ぶり、対ポンドで37年ぶり高値となった。
   SKEW指数は119.08→119.66。
   恐怖と欲望指数は41→45。

(2)ダウ輸送株指数は334ポイント(2.44%)高の14060ポイントと続伸。
   SOX指数は2.39%高の2721ポイントと3日続伸。
   VIX指数は23.79と低下。
   3市場の合算売買高は99.1億株(前日101.9億株。過去20日平均は102.4億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比195円高の28195円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆1436億円(前日は2兆9818億円)。
   値上がり1205銘柄(前日1763銘柄)。
   値下がり535柄(前日103銘柄)。
   新高値116銘柄(前日71銘柄)。
   新安値5銘柄(前日8銘柄)。
   日経平均の騰落レシオは102.15(前日100.33)。
   NTレシオは14.35倍(前日14.34倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)上向きの25日線(28269円)からは▲0.19%(前日▲0.68%)
   10日連続で下回った。
   上向きの75日線は27451円。
   39日連続で上回った。
   横這いのの200日線(27450円)からは△2.78%(前日△2.21%)。
   2日連続で上回った。
   上向きの5日線は27791円。
   5日線が上向いたから株高になるのではなく株価が上昇したから上向いた。
   2日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.544%(前日▲12.782%)
   買い方▲7.369%(前日▲8.132%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.795%(前日▲12.277%)。
   買い方▲23.789% (前日▲25.1125%)。

(6)空売り比率は48.4%(前日43.2%。17日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率11.3%(前日8.1%)。
   ほぼ限界値。
   日経VIは19.49(前日20.06)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.83倍(前日12.79倍)。
   EPSは2199円(前日2194円)。
   225のPBRは1.17倍。
   BPSは24194円(前日24115円)。
   10年国債利回りは0.245%。

(8)プライム市場の単純平均は15円高の2511円。
   プライム市場の時価総額は714兆円(前日711兆円)。
   ドル建て日経平均は197.15(前日195.33)と続伸。
   7日連続200ドル割れ。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28255円。
   プラス2σが29241円。
   マイナス1σが27783円。
   マイナス2σが27298円。
   アノマリー的には「変化日」。
   水星の逆行は10月2日に終わる。
   今週末のNYはクワドラブルウイッチング(メジャーSQ)。

今年の曜日別勝敗(9月9日まで)

月曜16勝16敗
火曜18勝17敗
水曜18勝16敗
木曜19勝15敗
金曜19勝15敗

週間ベースで日経平均株価は2.0%高、3週ぶり反発・
TOPIXは1.8%高、3週ぶり反発。
東証プライム市場指数は1.8%高、3週ぶり反発。
東証マザーズ指数は3.2%高。
東証スタンダード市場指数は0.9%高。、
東証グロース指数は3.3%高。
東証REIT指数は1.0%高。
それぞれ3週ぶりの反発。

大和アナリストによる主要上場企業(除く金融)の業績見通し 
★業績見通し
22年度15.3%経常増益。
23年度1.7%経常増益。
(除くソフトバンクグループ)
22年度8.6%経常増益
23年度4.2%経常増益。

☆会社予想
22年度6.7%経常増益
(除くソフトバンクグループ)2.1%経常増益

場況の奇妙さというのはいろいろある。
というか面白さとでも言った方が良いかも知れない。
例えば先週水曜の解釈は「SQを控えて売り物優勢」。
しかし木曜は「SQを控えて先物中心に買い物優勢」。
わずか1日で真逆の解釈。
いい加減な解釈の横行となる。
あるいは土曜のNY動向。
「市場参加者が景気見通しへの懸念から目をそらし再び買いを入れた。
あるいはここまのでの過度な売りの反動」。
都合の良い解釈が聞かれる。
過度な売りの反動というならば下落の最中にはどうして「過度な売り」という言葉がなかったのだろう。
それに「目をそらせられるほどの景気見通しへの懸念」だったのかどうか。
高ければ強気、安ければ弱気。
トレンド追随のコメントには辟易することもある。
そしてその滑稽さが証明されたのは移動平均線の遅行性。
日経平均の5日移動平均は上向きになってきた。
「5日線が上向いたから株高になるのではなく株価が上昇したから上向いた」。
「5日線が上向かなければ株価は上がらない」という解説の無意味さはよくわかる状態だった。

日経ヴェリタスの特集は「パーパス経営」。
志を問う。
企業は何のために存在するのか。
「明確なパーパス、理路整然とした戦略、長期的な視点を持つことが今ほど求められていることはない」。
ブラックロックのラリー・フィンクCEOが今年、投資先企業に宛てた書簡の中で言及した。
パーパス経営を実践して成果を挙げることで利益と社会課題の解決を両立できる。
そして中長期で企業価値を大きく高めることができる。
英日用品大手のユニリーバはパーパス経営に軸足を移し、時価総額をおよそ5年で倍増させた。
ソニーグループは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というパーパスを発表して以来、時価総額倍増。
本当にパーパスのおかげなのか同課は定かではない。
しかし幻想チックな言葉で企業の報告書や説明書の多くは「当社のパーパス」のページが増えた。
「仏作って魂入れず」という評価もある。
そもそもESGなどと一緒で日本企業が江戸時代から「志」をもっていた。
「もったいない」と「世のため」と「志」は西洋のものでなく日本企業の歴史そのものだ。
「三方良し」など典型的だろう。
国立あたりの大学教授が翻訳して紹介すると皆が嬉しがるから不思議なものだ。
大福帳の時代に複式簿記を輸入したのとは訳が違う気がする。
「パンパース経営」などと言ったら叱責されそうだが・・・。

先週末は西向いて株高。
これで4月から今期5連勝。
次は30日の愛知県。
少し近いが・・。

◇━━━ カタリスト━━━◇

タカラトミー(7857)・・・動兆

玩具大手で「トミカ」等定番品多い。
海外中心にネット通販を強化中。
アーケードゲームが調続。
AR動画撮影対応の電動ヨーヨー「MUGENYOYO」発売。

(兜町カタリスト櫻井)

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