東証スタンダード市場は、米ハイテク株高を受けて電子部品株などが買われ、入国規制の緩和期待からインバウンド株がにぎわった。ただ、米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードも強く、利益確定売りに押される銘柄も目立った。スタンダードTOP20は小高い。出来高1億8949万株。値上がり銘柄数576、値下がり銘柄数601と、売り買いが拮抗した。
個別では、フジックス、鈴与シンワート、協和コンサルタンツがストップ高。光陽社は一時ストップ高と値を飛ばした。高田工業所、岩塚製菓、YKT、大戸屋ホールディングス、ジェイホールディングスなど34銘柄は年初来高値を更新。ワットマン、東京日産コンピュータシステム、太洋基礎工業、オリエンタルチエン工業、アスモが買われた。
一方、三ッ星、トミタ電機が一時ストップ安と急落した。三井住建道路、第一屋製パン、福留ハム、プラネット、ディーブイエックスなど22銘柄は年初来安値を更新。神島化学工業、システム ディ、さいか屋、スーパーバッグ、クルーズが売られた。
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