堅調展開か

15日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7600円-2万8000円を想定。(14日終値2万7818円62銭)
米国株は3指数がそろって小幅高。ダウ平均は30ドル高の31135ドルで取引を終えた。前日大幅安の反動で買いが先行したが、上値も重くプラス圏とマイナス圏を行き来した。

日経平均株価はきのう14日に大幅反落しただけに、短期的な戻りを狙った買いが先行するとみられる。手がかり材料に欠けるなか、海外要因に影響を受けづらい、内需系の中小型株に物色の矛先が向かいそう。
ただ、時間外取引での米株価指数先物の値動きに、神経質な反応をみせる場面も想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の前半(14日は143円30-33銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=142円台の後半(同143円11-15銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比70円高の2万7720円だった。

【好材料銘柄】

■GA technologies <3491> 
今期最終を一転黒字に上方修正。

■ビジョナル <4194> 
今期経常は46%増で3期連続最高益更新へ。

■ラクスル <4384> 
今期経常は黒字浮上で2期ぶり最高益更新へ。

■FIG <4392> 
今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。

■VALUENEX <4422> 
前期経常は黒字浮上で上振れ着地・5-7月期(4Q)経常は赤字縮小、今期業績は非開示。

■パーク24 <4666> 
今期経常を65%上方修正。8月売上高は前年同月比10.1%増と5ヵ月連続で前年実績を上回った。

■ANYCOLOR <5032> 
5-7月期(1Q)経常は21億円で着地。通期計画の59.8億円に対する進捗率は35.3%となった。

■アジャイルメディア・ネットワーク <6573> 
ブランド理解度の高いファンをインフルエンサーとして起用し、ダイレクトに繋がるソリューション「ファン キャスティング」を提供開始。

■アルヒ <7198> 
SBIホールディングス <8473> [東証P]が子会社のSBIノンバンクホールディングスを通じてTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株1500円で14日終値を47.5%上回る水準。買い付け期間は9月15日から10月31日まで。

■アシロ <7378> 
5-7月期(3Q)最終は58%増益、今期配当を12.45円に修正。

■MICS化学 <7899> 
上期経常を一転61%増益に上方修正。

■GFA <8783> 
運送業を主力とするフィフティーワンを株式交付により子会社化する。

■ビジョナリーホールディングス <9263> 
5-7月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

■INTLOOP <9556>
今期経常は55%増で3期連続最高益更新へ。

■東急レクリエーション <9631> 
東急 <9005> [東証P]が株式交換で東急レクを完全子会社化する。東急レク株1株に対して東急株3.6株を割当交付する。東急レクは12月29日付で上場廃止となる予定。

■タナベ経営 <9644> 
上期経常を一転67%増益に上方修正、通期も増額、配当も2円増額。

【主な経済指標・スケジュール】

15(木)
【国内】
8月貿易収支(8:50)
20年国債入札
ゲーム見本市「東京ゲームショウ」開幕(幕張メッセ、~9/18)
《決算発表》
アスクル

【海外】
米9月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米8月小売売上高(21:30)
米9月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米8月鉱工業生産(22:15)
上海協力機構サミット(ウズベキスタン、~9/16)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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