15日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6300円-2万6800円を想定。
NYダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇。ダウ平均は142ドル安の30630ドルで取引を終えた。
きのう14日の日経平均株価は続伸し、終値ベースで25日移動平均線(14日時点で2万6480円)と、5日移動平均線(同2万6557円)を上抜いた。現地14日の米国株式はNYダウが5日続落した一方、ナスダック総合指数は小反発となるなど、まちまちとなったが、投資家心理の好転が期待され、しっかりした値動きが見込まれる。
ただ、週末要因に加え、海の日の祝日で3連休となることから、取引時間の後半には、手じまい売り押される場面も想定され、注意したい。
為替相場は、ドル・円が1ドル=139円前後(14日は139円09-11銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の前半(同139円59-63銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比変わらずの2万6700円だった。
【好材料銘柄】
■テクノフレックス <3449>
上期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
■ティーケーピー <3479>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■東海ソフト <4430>
今期経常は3%増で6期連続最高益、4円増配へ。
■Sansan <4443>
前期経常は2.6倍増で2期ぶり最高益。
■ニイタカ <4465>
今期経常は微増益、36円増配へ。また、25年5月期に営業利益24億円(22年5月期は18.2億円)を目指す中期経営計画を策定。
■三機サービス <6044>
今期経常は2.1倍増益、1円増配へ。
■オキサイド <6521>
3-5月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
■クックビズ <6558>
上期経常が黒字浮上で着地・3-5月期も黒字浮上。
■Branding Engineer <7352>
9-5月期(3Q累計)経常は43%増益・通期計画を超過。
■AVANTIA <8904>
9-5月期(3Q累計)経常が2.6倍増益で着地・3-5月期は黒字浮上。
■アイケイ <2722>
今期最終は黒字浮上へ。
■買取王国 <3181>
今期経常を一転7%増益に上方修正。
■クリエイト・レストランツ・ホールディングス <3387>
3-5月期(1Q)最終は3.2倍増益で着地。
■JNSホールディングス <3627>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.85%にあたる46万株(金額で2億2540万円)を上限に自社株買いを実施する。
■PR TIMES <3922>
3-5月期(1Q)経常は9%増益で着地。
■レイ <4317>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■日本エンタープライズ <4829>
今期経常は31%増益へ。また、新たな女性向け電子書籍ストア開設へ向けサイバードと共同事業契約を締結。
■アクシージア <4936>
今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■バリュエンスホールディングス <9270>
9-5月期(3Q累計)経常が3.4倍増益で着地・3-5月期も3.1倍増益。
■テーオーホールディングス <9812>
今期経常は3.6倍増益へ。
■モリト <9837>
今期経常を14%上方修正・31期ぶり最高益、配当も2円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
15(金)
【国内】
《決算発表》
ベイカレント、ウエストHD、サムティ、日置電、パソナG、三益半、ドトル日レス、出前館、日本国土、ベクトル、バロック、北の達人、大庄、RPA、ウォンテッドリ、Gunosy、ビザスク、テラスカイ、串カツ田中
【海外】
中国4-6月期GDP(11:00)
中国6月鉱工業生産(11:00)
中国6月小売売上高(11:00)
中国6月固定資産投資(11:00)
米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米6月小売売上高(21:30)
米6月鉱工業生産(22:15)
G20財務相・中央銀行総裁会議(~6/16、インドネシア)
《米決算発表》
ウェルズ・ファーゴ、シティグループ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
