「相場は目先的には闘いの場」
「下落幅を縮小しNASDAQは小幅反発」
木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
JPモルガン・チェースとモルガン・スタンレーが減益決算。
これを受けて主要3指数は一時大幅に下落。
ただ下落幅はその後縮小。
JPモルガンは3.5%安、モルガンSは0.4%安。
半導体株セクターの上昇でNASDAQは小幅に反発した。
6月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月より1.1%上昇。
上昇率は市場予想の0.8%を上回り5月の0.9%上昇から伸びが加速した。
ただ食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は6月の上昇率が0.3%。
5月の0.4%から鈍化した。
エネルギー製品の価格上昇を背景に卸売物価指数は予想を上回る上昇、。
一方で「卸売物価の基調的なインフレはピークを過ぎた」という見方だ。
週間新規失業保険申請件数は前週比9000件増加し24万4000件。
増加は2週連続。
2021年11月中旬以来8カ月ぶりの高水準となった。
市場予想は23万5000件だった。
FRBのウォラー理事とセントルイス地区連銀のブラード総裁は今月0.75利上げを支持。
FOMCでの1.0%利上げの確率は86%→42%に急低下した。
10年国債利回りは2.957%。
2年国債利回りは3.127%。
ドル円は138円台後半。
WTI原油8月物は前日比0.52ドル(0.54%)安の1バレル=95.78ドル。
ビットコインは1010ドル高の20625ドル。
SKEW指数は121.33→120.41→121.92。
恐怖と欲望指数は23→23。
木曜のNYダウは142ドル(0.46%)安の30630ドルと5日続落。
高値30680ドル、安値30143ドル。
一時600ドル近い下落から切り返した格好。
サイコロは4勝8敗。
NASDAQは3ポイント(0.03%)高の11251ポイントと4日ぶりに小幅反発。
高値11279ポイント、安値11005ポイント。
サイコロは6勝6敗。
S&P500は8ポイント(0.23%)安の3792ポ゚イントと5日続落。
高値3829ポイント、安値3759ポイント。
サイコロは4勝8敗。
ダウ輸送株指数は35ポイント(0.27%)安の12965ポイントと5日続落。
SOX指数は1.92%高の2626ポイントと3日続伸。
VIX指数は26.40と低下。
3市場の売買高は108.6億株(前日106.6億株、過去20日平均は124.8億株)。
225先物CME円建ては大証日中比変わらずの26700円。
ドル建ては大証日中比40円高の26740円。
ドル円は138.89円。
一時2002年9月以来24年ぶりの高値となる139.37円まで上昇した。
10年国債利回りは2.957%。
2年国債利回りは3.127%。
週末は先物決済のウィッチング。
「25日線を上回った」
木曜の日経平均は寄り付き121円安。
終値は164円(△0.62%)高の26643円と続伸。
日足は2日連続で陽線。
7月SQ値26659円は下回り1勝4敗。
TOPIXは4.28ポイント(△0.23%)高の1893ポイントと続伸。
プライム市場指数は2.20ポイント(△0.23%)高の973.99と続伸。
東証マザーズ指数は1.80%高の682.26と続伸。
米消費者物価指数(CPI)は前月比上昇したが発表通過でのあく抜け感という印象。
プライム市場の売買代金は2兆2408億円(前日は2兆4593億円)。
4日連続で2兆円台。
値上がり1051銘柄(前日1217銘柄)。
値下がり697銘柄(前日535銘柄)。
新高値51銘柄(前日44銘柄)。
新安値17銘柄(前日5銘柄)。
日経平均の騰落レシオは94.09(前日91.86)。
NTレシオは14.07倍(前日14.02倍)。
サイコロは7勝5敗で66.66%。
下向きの25日線(26480円)からは△0.62%(前日▲0.25%)
2日ぶりに上回った。
下向きの75日線は26884円。
12日連続で下回った。
下向きの200日線(27653円)からは▲3.65%(前日▲4.31%)。
23日連続で下回った。
上向きの5日線は26557円。
3日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.779%(前日▲10.585%)
買い方▲10.658%(前日▲11.498%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.815%(前日▲6.998%)。
買い方▲26.780% (前日▲28.199%)。
空売り比率は44.2%(前日43.4%。3月24日から71日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.4%(前日6.8%)。
日経VIは21.78(前日22.54)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.88倍(前日12.85倍)。
3日連続で12倍台。
前期基準では13.00倍。
EPSは2068円(前日2060円)。
市場予想の平均値は2242円。
225のPBRは1.16倍。
BPSは22958円(前日22826円)。
10年国債利回りは0.230%。
プライム市場の予想PERは13.62倍。
前期基準では13.92倍。
PBRは1.17倍。
プライム市場の予想益回りは7.33%。
配当り利回り(加重平均)は2.51%。
プライム市場の単純平均は11円高の2396円。
プライム市場の売買単価は2303円(前日2312円)。
プライム市場の時価総額は688円(前日687兆円)。
ドル建て日経平均は192.48(前日193.22)と反落。
木曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比変わらずの26700円。
高値26755円、安値26290円。
大証先物夜間取引終値は日中比10円安の26690円。
気学では「後場高の日。前場安は買い場」。
火曜は「案外高き日なり。逆に安き時は翌日高し」。
水曜は「弱日柄にして。ジリ安を見せること多し」。
木曜は「人気に逆行」。
金曜は「人気に逆行し、不時の高下を見せる日」。
ボリンジャーのプラス1σが26901円。
マイナス1σが26059円。
マイナス2σが25637円。
週足陽線基準は26812円。
前週末比プラス基準は26517円。
《今日のポイント7月15日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
10年国債利回りは2.957%。
2年国債利回りは3.127%。
ドル円は138円台後半。
SKEW指数は121.33→120.41→121.92。
恐怖と欲望指数は23→23。
(2)ダウ輸送株指数は35ポイント(0.27%)安の12965ポイントと5日続落。
SOX指数は1.92%高の2626ポイントと3日続伸。
VIX指数は26.40と低下。
3市場の売買高は108.6億株(前日106.6億株、過去20日平均は124.8億株)。
225先物CME円建ては大証日中比変わらずの26700円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆2408億円(前日は2兆4593億円)。
4日連続で2兆円台。
値上がり1051銘柄(前日1217銘柄)。
値下がり697銘柄(前日535銘柄)。
新高値51銘柄(前日44銘柄)。
新安値17銘柄(前日5銘柄)。
日経平均の騰落レシオは94.09(前日91.86)。
NTレシオは14.07倍(前日14.02倍)。
サイコロは7勝5敗で66.66%。
(4)下向きの25日線(26480円)からは△0.62%(前日▲0.25%)
2日ぶりに上回った。
下向きの75日線は26884円。
12日連続で下回った。
下向きの200日線(27653円)からは▲3.65%(前日▲4.31%)。
23日連続で下回った。
上向きの5日線は26557円。
3日連続で下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.779%(前日▲10.585%)
買い方▲10.658%(前日▲11.498%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.815%(前日▲6.998%)。
買い方▲26.780% (前日▲28.199%)。
(6)空売り比率は44.2%(前日43.4%。3月24日から71日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.4%(前日6.8%)。
日経VIは21.78(前日22.54)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.88倍(前日12.85倍)。
3日連続で12倍台。
EPSは2068円(前日2060円)。
市場予想の平均値は2242円。
225のPBRは1.16倍。
BPSは22958円(前日22826円)。
10年国債利回りは0.230%。
(8)プライム市場の単純平均は11円高の2396円。
プライム市場の売買単価は2303円(前日2312円)。
プライム市場の時価総額は688円(前日687兆円)。
ドル建て日経平均は192.48(前日193.22)と反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが26901円。
マイナス1σが26059円。
マイナス2σが25637円。
週足陽線基準は26812円。
前週末比プラス基準は26517円。
今年の曜日別勝敗(7月14日まで)
↓
月曜13勝12敗
火曜15勝12敗
水曜14勝12敗
木曜14勝13敗
金曜13勝12敗
7月8日時点のQuick調査の信用評価損率は▲12.16%(前週▲13.13%)。
2週ぶりに好転。
7月8日時点の信用売り残は314億円増の7121億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は1595億円減の3兆265億円。
2週ぶりに減少。
信用倍率は4.25倍(前週4.68倍)。
4週連続で4倍台。
7月8日時点の裁定売り残は463億円増の5231億円。
3週連続で増加。
裁定買い残は2426億円増の9098億円。
5週ぶりに増加。
翌限以降は売り残が151億円増の2394億円。
買い残が191億円増の1623億円。
7月第1週の週間海外投資家動向。
現物4307億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物7582億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計1兆1890億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
2019年10月以来2年9カ月ぶりの高水準。
個人は現物3047億円売り越し。
先物1805億円売り越し。
合計4852億円売り越し。
信託銀行は現物1363億円買い越し。
先物5188億円売り越し。
合計3825億円の売り越し。
投信が4849億柄の売り越しで20年7月以来の高水準。
ETFの分配金ねん出の週だけに大きかった。
6月第5週の週間海外投資家動向。
現物3673億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物990億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計2682億円売り越し(3週連続で売り越し)。
個人は現物1517億円買い越し。
先物240億円買い越し。
合計1757億円買い越し。
信託銀行は現物3522億円買い越し。
先物1943億円売り越し。
合計1587億円の買い越し。
相場は目先的には闘いの場。
だからタイミングが重要となる。
そして相手の弱点を突いていくのが鉄則。
売り手が弱まったところを買い手は突く。
逆も同様だ。
手薄な穴を見つけて攻撃することの反復が長い相場を形成する。
性格が悪くなる場所だ。
スケジュールを見てみると・・・。
【7月】5勝5敗、(勝率50%、10位)
気学では「買いの月。吹き値は利食いして、押し目で買い戻せ」。
7月15日(金)第三次産業活動指数、NY連銀製造協景況感、鉱工業生産、小売売上高、輸出入物価、
ミシガン大学消費者信頼感、中国各種経済指標、G20財務相・中央銀行総裁会議
7月18日(月)海の日で休場、米NAHB住宅指数、
7月19日(水)米住宅着工件数
7月20日(木)日銀金融政策決定会合(→21日)、首都圏マンション販売、米中古住宅販売
7月21日(金)日銀展望レポート、米フィラデルフィア連銀製造業景況感、ECB理事会、ECB総裁会見、株高の日
7月22日(金)消費者物価、株安の日、変化日
7月25日(月)独IFO景況感
7月26日(火)企業向けサービス価格指数、FOMC(→27日)、米CB消費者信頼感、FHFA住宅価格指数、
S&P宗卓価格指数、新築住宅販売、下げの特異日
7月27日(水)米耐久財受注、FRB議長会見、株安の日
7月28日(木)米第2四半期GDP速報値、変化日、TOPIX、東証REIT指数パッシブ売買インパクト
7月29日(金)鉱工業生産、消費動向調査、商業動態統計、米個人所得、シカゴ購買部協会景気指数
ミシガン大学消費者信頼感、ユーロ圏GDP速報値、上げの特異日
7月30日(土)中国製造業非製造業PMI、イスラム・ヒジュラ歴の新年
後場は熊本へ。
今期3度目の西向くサクライ。
前2回は株高だった。
良い週末を・・・。
◇━━━ カタリスト━━━◇
カイオム(4583)・・・動兆
独自の抗体作製技術を持つ理研発の創薬ベンチャー。
創薬支援は中外製薬、小野薬品など大手製薬会社と取引。
肝細胞がん薬候補CBA-1205など自社開発の新薬候補。
治験費用がかさむが進展期待。
(兜町カタリスト櫻井)
