東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreともに続伸。東証マザーズ指数の前引けは前日比12.54ポイント(1.83%)高い696.11だった。前日の米株式相場が上昇し、投資家心理がやや改善した。新興企業向け市場でも運用リスクを取る動きが出て、主力銘柄を中心に買いが入った。
マザーズ指数は日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に比べれば小幅な上昇にとどまった。市場では「前日の米株式市場で上昇が目立った半導体関連などは日本の新興企業向け市場で関連する銘柄が少なく、買いの勢いを欠いた」との見方があった。
フリーやウェルスナビ、ビジョナルが上昇した。一方で、PSSやサンバイオ、TKPは下落した。
値上がり銘柄数358、値下がり銘柄数95と、値上がりが優勢だった。
個別ではコアコンセプト・テクノロジー、ジェイックがストップ高。駅探、メディア工房、ニューラルポケット、リックソフト、アイドマ・ホールディングスなど9銘柄は年初来高値を更新。HANATOUR JAPAN、サイジニア、サスメド、ビザスク、アンビション DX ホールディングスが買われた。
一方、ヌーラボ、トゥエンティーフォーセブン、グッドパッチが年初来安値を更新。プレシジョン・システム・サイエンス、ジェイフロンティア、キャリア、サンウェルズ、M&A総合研究所が売られた。
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