反落後はもみ合い展開か

21日の東京株式市場は反落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7300円-2万7800円を想定。
NYダウ平均は47ドル高の31874ドルで取引を終えた。米国株高を改めて好感するような流れにはならないと思われる。CME225先物からは下落スタートも想定される。

日経平均株価は、きのう20日までに5連騰となり、1340円強の上昇をみせていることから、利益確定売りが先行しそうだ。
ただ、急ピッチな戻り相場だったことから、押し目を狙う投資家もいるとみられ、底堅く推移する場面も想定される。米国でネットフリックスだけでなく半導体株にも非常に強い動きが見られたことや、テスラの時間外の反応が下ではなかったことは、国内グロース株に対する買い安心感を一段と高めるだろう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の前半(20日は138円12-14銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の後半(同141円23-27銭)とやや円高方向に振れている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所終値比105円安の2万7575円だった。

【好材料銘柄】

■CDS <2169> 
上期経常を33%上方修正・3期ぶり最高益、配当も2円増額。

■インフォマート <2492> 
上期経常を83倍上方修正、通期も増額、配当も0.54円増額。

■フィックスターズ <3687> 
今期経常を45%上方修正・3期ぶり最高益、配当も3円増額。

■アルインコ <5933> 
4-6月期(1Q)経常は52%増益・上期計画を超過。

■スポーツフィールド <7080> 
今期経常を7.1倍上方修正・3期ぶり最高益更新へ。

■プレミアグループ <7199> 
8月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。

【主な経済指標・スケジュール】

21(木)
【国内】
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望を公表
6月貿易収支(8:50)
《決算発表》
中外薬、オービック、ディスコ、OBC、ナガセ

【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
米7月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
《米決算発表》
トラベラーズ、フィリップ・モリス

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
 

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