東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数は続伸。東証マザーズ指数の終値は前日比19.40ポイント(2.79%)高い714.67と、4月21日以来3カ月ぶりの高値だった。上げ幅が3%を超える場面もあった。
グロース市場は堅調な展開となった。前日20日の米株式市場のNYダウは続伸した。先週分の住宅ローンの需要が22年ぶりの低水準に落ち込んだほか、6月中古住宅販売件数が2年ぶりの最低となり、国内経済の減速を警戒する動きが広がった。ただ、ハイテク株の買戻しが続きナスダック総合指数は大幅続伸、主要株式指数がプラス圏で終了した米株市場を受けて、本日の東証グロ-ス指数は大幅に続伸した。
フリーやウェルスナビ、メディネットが上げた。一方、TKPやワンプラは下げた。
値上がり銘柄数381、値下がり銘柄数83と、値上がりが優勢だった。
市場では「節目である700を明確に上回ったことで、新興市場で買い安心感が広がった可能性がある」との声が聞かれた。
個別では、モイ、スポーツフィールドがストップ高。サイジニアは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、サンワカンパニー、アドバンスト・メディア、ドリコム、クラウドワークスなど17銘柄は年初来高値を更新。メイホーホールディングス、カオナビ、東京通信、Kudan、サンウェルズが買われた。
一方、ヌーラボ、フューチャーリンクネットワークが年初来安値を更新。ワンダープラネット、ジェイック、アシロ、ソーシャルワイヤー、サスメドが売られた。
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