堅調展開か

22日の東京株式市場は、堅調な値動きが続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7500円-2万8000円を想定。
米国株は3指数がそろって上昇した。ダウ平均は162ドル高の32036ドルで取引を終えている。

きのう21日の日経平均株価は、朝方の売りを吸収して高値で取引を終了した。強い地合いのなか、現地21日の米国株式が3日続伸したことも追い風に、買いが先行するとみられる。

6連騰と上昇週の週末、かつ、FOMC前ということで、利益確定やリスク回避目的の売りも出やすい局面。堅調に推移するとはみるが、序盤に上を試した後は様子見ムードが強まると予想する。

為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の前半(21日は138円58-60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の半ば(同141円29-33銭)と円高方向に振れており、輸出関連株には重しとなりそう。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比85円高の2万7865円だった。

【好材料銘柄】

■エルテス <3967> 
子会社JAPANDXがバンズ保証の全株式およびバンズシティのプロパティ・マネジメント事業を取得する。23年2月期業績予想の上方修正が見込まれる。

■コアコンセプト・テクノロジー <4371> 
今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、ミスミグループ本社 <9962> と合弁会社を設立する。ミスミGが提供するオンライン機械部品調達サービス「meviy」のシステム開発などを手掛ける。

■ジャパンインベストメントアドバイザー <7172> 
今期経常を一転68%増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ。また、プライベート・エクイティ投資事業における新たな投資先としてオンライン専業のメディア企業Skyrocketと資本提携。

■日本郵船 <9101> 
今期経常を一転4%増益に上方修正・最高益更新へ。

■商船三井 <9104> 
今期経常を35%上方修正。

■川崎汽船 <9107> 
今期経常を一転6%増益に上方修正・最高益更新へ。
 

【主な経済指標・スケジュール】

22(金)
【国内】
6月全国消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
東製鉄、ジャフコG、サーティワン、岩井コスモ

【海外】
《米決算発表》
アメリカン・エキスプレス、ベライゾン・コミュニケーション

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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