続伸スタート、米利上げ警戒和らぐ

【寄り付き概況】

28日午前の日経平均株価は、前営業日比193円40銭高の2万7909円15銭で始まった。

東証株価指数(TOPIX)は、8.68ポイント高の1954.43で始まった。
 
主力株をはじめ広範囲にリスクオンの流れが広がり、日経平均株価は続伸し2万8000円大台を目前に捉えている。
 
前日の米国株市場では主要株価指数が揃って大幅高となり、ナスダック総合株価指は今年最大の上昇率を示した。FOMCでは前会合に続き0.75%の大幅利上げを決めたが、これは既にマーケットは織り込み済みで、会合後のパウエルFRB議長の記者会見で今後利上げペースを減速する可能性が意識され買いが加速した。
これを受けて東京株式市場でも幅広い銘柄に投資資金が流入している。
ただ、2万8000円を上回る水準では利益確定売りや戻り待ちの売りも目立ち、現時点で一段の上値は抑えられている。
 
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で8965億円、売買高は3億7149万株だった。
 
個別では、三菱自やリクルートは上げ幅を拡大。INPEXや東電HDが上昇している。一方、アドテストは下げ幅を広げた。サイバーや積ハウスは売られている。
 
 
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