3日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比416ドル33セント(1.3%)高の3万2812ドル50セントで終えた。
【シカゴ日本株先物概況】
3日のシカゴ日経平均先物は反発した。9月物は前日比230円高の2万7975円で引け、3日の大取終値を265円上回った。
好調だった米経済指標を受けて、景気後退懸念が和らぎ反発した。
3日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)の7月の非製造業景況感指数が予想以上の景気の底堅さを示し、投資家心理が上向いた。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
27975 ( +265 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
27995 ( +285 )
※( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7445.68(+36.57)
3日のロンドン株式市場でFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日に比べ36.57ポイント(0.49%)高の7445.68で引けた。イングランド銀行(英中央銀行)が大幅な利上げを決めるとの観測から英国債利回りが上昇した。英金利の上昇で、利ざや改善期待が高まった銀行株に買いが入った。
FTSEでは、指数構成銘柄の約7割が上昇。セキュリティソフト大手アバストが43.8%高と急騰した。米社による買収が英当局に承認されたと報じられらたことが材料となった。スタンダード・チャータード(2.5%高)など金融関連株も堅調だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 13587.56(+138.36)
3日のフランクフルト株式市場でドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反発した。前日に比べ138.36ポイント(1.03%)高の1万3587.56で終えた。ペロシ米下院議長が台湾を出発し、米中対立への投資家の過度な警戒が薄れた。前日に売られていたハイテク株や消費関連株が買い直された。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 6472.06(+62.26)
フランスCAC40種指数は0.97%高だった。
ペロシ米下院議長が台湾訪問を終えたことで、リスク回避ムードがやや後退し、買い戻す動きが広がった。
CACでは保険大手アクサが5.7%高と買われた。
