東証グロース市場では、グロースCore、マザーズ指数は大幅続落。東証マザーズ指数の前引けは前週末比26.43ポイント(3.85%)安い660.72だった。下落率は一時4%を超えた。米金融引き締めへの警戒が再び高まり、前週末の米株式相場が急落。国内新興市場でも幅広い銘柄に売りが出た。米長期金利の上昇を背景に、グロース(成長)株の相対的な割高感が意識されやすかった。
フリーやビジョナルなどの主力銘柄が売られた。一方、フリークHDや大泉製は買われた。エニーカラーは一時10%高まで買われたが、前引け時点では小幅安となった。
値上がり銘柄数43、値下がり銘柄数411と、値下がりが優勢だった。
個別では、窪田製薬ホールディングスがストップ高。VALUENEX、ANYCOLOR、ブランジスタ、大泉製作所は年初来高値を更新。フリークアウト・ホールディングス、Photosynth、I-ne、HYUGA PRIMARY CARE、サンワカンパニーが買われた。
一方、モイがストップ安。GMOフィナンシャルゲート、ココペリ、ココナラ、ビジョナル、BeeXなど19銘柄は年初来安値を更新。ブレインズテクノロジー、トラース・オン・プロダクト、コアコンセプト・テクノロジー、ホープ、ベイシスが売られた。
目次
