東証グロース市場ではグロースCore、マザーズ指数は大幅続落。東証マザーズ指数の終値は前週末比33.17ポイント(4.83%)安い653.98だった。l米金融引き締めへの警戒が再び高まったことで前週末の米株式相場が急落。投資家心理が悪化した。米長期金利の上昇もグロース(成長)株の重荷として意識された。
市場では「米インフレ動向の先行き不透明感が払拭できず、高PER(株価収益率)のグロース株には下値でも買いが入れにくい」との声が聞かれた。
ビジョナルやフリーなどの主力銘柄が下げた。一方、フリークHDや大泉製は上げた。エニーカラーは午前に一時10%高まで買われたが、約5%安で取引を終えた。
値上がり銘柄数38、値下がり銘柄数417と、値下がりが優勢だった。
個別では、窪田製薬ホールディングスがストップ高。VALUENEX、ANYCOLOR、ブランジスタ、大泉製作所は年初来高値を更新。フリークアウト・ホールディングス、グローム・ホールディングス、Photosynth、アールプランナー、テックポイント・インクが買われた。
一方、モイがストップ安。GMOフィナンシャルゲート、ココペリ、ココナラ、ビジョナル、BeeXなど25銘柄は年初来安値を更新。ブレインズテクノロジー、トリプルアイズ、ENECHANGE、エッジテクノロジー、コアコンセプト・テクノロジーが売られた。
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