「日銀のETF買いは今年7回目」

「日銀のETF買いは今年7回目」

「年初来安値更新」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って4日続落で年初来安値を更新。
NYダウは876ドル安。
8日に29ドル安、9日に638ドル安、10日に880ドル安。
3営業日連続で500ドル超下げたのは史上初。
3日間合計の下落幅は2394ドル。
3日間の下落幅としては2020年6月11日までの3日続落(2444ドル)以来2年ぶりの大きさ。
4日間では2663ドル下落となった。
S&Pは過去3カ月で最長の下げ。
1月3日に付けた終値ベースの最高値(4796)から21.8%下落し弱気相場入り。
10年債利回りが2011年以来の高水準を記録。
アップル、マイクロソフト、アマゾンなど大型成長株が売られた。
10年国債利回りは3.361%。
一時3.44%と2011年以来の高水準を付けた。
2年国債利回りは3.366%。
一時は3.41%と07年111月以来の高水準を付けた
10年債利回りを上回る「逆イールド」が再び発生。
発生は4月上旬以来。
逆イールドは景気後退の予兆とされる。
30年債利回りは3.354%。
ドル円は134円台半ば。
WTI原油7月物は前日比0.26ドル(0.21%)高の1バレル=120.93ドル。
ビットコインは20.0%安の2万3350.5ドル。
一日の下落としては約2年ぶりの大きさ。
SKEW指数は119.13→120.66→121.64→124.14。
恐怖と欲望指数は28→17。

週明けのNYダウは876ドル(2.79%)安の30516ドルと4日続落。
高値31144ドル、安値30373ドル。
下落幅は一位j1000ドルを超えた場面があった。
サイコロは5勝7敗。
NASDAQは530ポイント(3.88%)安の10809ポイントと4日続落。
高値11071ポイント、安値10775ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は151ポイント(3.88%)安の3749ポイントと4日続落。
高値2828ポイント、安値3734ポイント。
サイコロは5勝7敗。
ダウ輸送株指数は405ポイント(3.03%)安の12963ポイントと4日続落。
SOX指数は5.61%安の2673ポイントと4日続落。
VIX指数は34.02。
一時35.05まで上昇し、5月9日以来の高水準を付けた。
3市場の売買高は149.8億株(前日は126.2億株、直近20日平均119.5億株)。
225先物CME円建ては大証日中比465円安の26375円。
ドル建ては大証日中比390円安の276450円。
ドル円は134.40円。
10年国債利回りは3.361%。
2年国債利回りは3.366%。

「マドだらけで2空」

週明けの日経平均は寄り付き455円安。
終値は836円(▲3.01%)安の26887円と大幅続落。
5月27日以来約半月ぶりの安値水準。
下落幅は1月27日(841円03銭安)以来の大きさ。
1月6日(844円)1月27日(841円)に続き今年3度目の下落幅。
円相場は1ドル=135円台前半に下落。
こちらは1998年4月以来の円安・ドル高水準。
日足は2日連続で陰線。
「27795円ー28389円」にマド。
下は「27482円ー27614円」にマド。
下のマドは埋めた。
新たなマドは27795円ー27389円。
これで「2空」
SQ値28122.81円は上回れず「幻」で2敗。
TOPIXは42.03ポイント(▲2.16%)安の1901ポイントと3日続落。
前場のTOPIXは2.01%安の1904.05ポイント。
日銀は701億円のETFを買い入れた。
5月19日以来で今年に入って7回目。
プライム市場指数は21.67ポイント(▲2.17%)安の978.07と3日続落。
東証マザーズ指数は4.83%安の653.98と続落。
プライム市場の売買代金は2兆8955億円(前日は3兆1450億円)。
値上がり332銘柄(前日176銘柄)。
値下がり1457銘柄(前日1634銘柄)。
新高値24銘柄(前日42銘柄)。
新安値79銘柄(前日20銘柄)。
日経平均の騰落レシオは100.76(前日99.58)。
NTレシオは14.20倍(前日14.32倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(27042円)から▲0.20%(前日△2.99%)。
21日ぶりに下回った。
横這いの75日線は26856円。
11日連続で上回った。
横這いの200日線(27941円)からは▲3.41%(前日▲0.43%)。
2日連続で下回った。
下向きの5日線は27847円。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.453%(前日▲12.359%)
買い方▲10.804%(前日▲8.551%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.550%(前日▲7,144%)。
買い方▲30.232% (前日▲27.598%)。
空売り比率は46.0%(前日45.2%。3月24日から53日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.2%(前日8.9%)。
日経VIは25.79(前日21.27)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.04倍(前日13.35倍)。
11日連続で13倍台。
前期基準では13.14倍。
EPSは2069円(前日2084円)。
225のPBRは1.17倍。
BPSは23066円(前日23186円)
日経平均の益回りは7.67%。
10年国債利回りは0.255%。
プライム市場の予想PERは13.67倍。
前期基準では13.94倍。
PBRは1.18倍。
プライム市場の単純平均は48円安の2391円。
プライム市場の売買単価は2376円(前日2471円)。
プライム市場の時価総額は689兆円(前日704億円)。
6日ぶりに700兆円割れ。
ドル建て日経平均は200.31(前日207.99)。
5月12日が198.62。
週明けのシカゴ225先物円建て終値は大証日中比465円安の26375円。
高値27280円、安値26310円。
大証先物夜間取引終値は日中比440円安の26400円。
気学では「強象日。押し目買い方針良し」。
水曜は「変化日にして後場にかけ良く動く日」。
木曜は「逆張りの日。前後場仕成を異にする」。
金曜は「押し目買い方針の日。但し急伸高は利入れ良し」。
ボリンジャーのプラス1σが27704円。
マイナス1σが26380円。
マイナス2σが25719円。
一目均衡の雲の上限が26991円。
下限が26510円。
11日ぶりに雲の中。

《今日のポイント6月14日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って4日続落で年初来安値を更新。
   10年国債利回りは3.361%。
   2年国債利回りは3.366%。
   10年債利回りを上回る「逆イールド」が再び発生。
   30年債利回りは3.354%。
   ドル円は134円台半ば。
   SKEW指数は119.13→120.66→121.64→124.14。
   恐怖と欲望指数は28→17。

(2)ダウ輸送株指数は405ポイント(3.03%)安の12963ポイントと4日続落。
   SOX指数は5.61%安の2673ポイントと4日続落。
   VIX指数は34.02。
   一時35.05まで上昇し、5月9日以来の高水準を付けた。
   3市場の売買高は149.8億株(前日は126.2億株、直近20日平均119.5億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比465円安の26375円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆8955億円(前日は3兆1450億円)。
   値上がり332銘柄(前日176銘柄)。
   値下がり1457銘柄(前日1634銘柄)。
   新高値24銘柄(前日42銘柄)。
   新安値79銘柄(前日20銘柄)。
   日経平均の騰落レシオは100.76(前日99.58)。
   NTレシオは14.20倍(前日14.32倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(27042円)から▲0.20%(前日△2.99%)。
   21日ぶりに下回った。
   横這いの75日線は26856円。
   11日連続で上回った。
   横這いの200日線(27941円)からは▲3.41%(前日▲0.43%)。
   2日連続で下回った。
   下向きの5日線は27847円。
   2日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.453%(前日▲12.359%)
   買い方▲10.804%(前日▲8.551%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.550%(前日▲7,144%)。
   買い方▲30.232% (前日▲27.598%)。

(6)空売り比率は46.0%(前日45.2%。3月24日から53日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は9.2%(前日8.9%)。
   日経VIは25.79(前日21.27)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.04倍(前日13.35倍)。
   EPSは2069円(前日2084円)。
   225のPBRは1.17倍。
   BPSは23066円(前日23186円)
   日経平均の益回りは7.67%。
   10年国債利回りは0.255%。

(8)プライム市場の単純平均は48円安の2391円。
   プライム市場の時価総額は689兆円(前日704億円)。
   6日ぶりに700兆円割れ。
   ドル建て日経平均は200.31(前日207.99)。
   5月12日が198.62。

(9)ボリンジャーのプラス1σが27704円。
   マイナス1σが26380円。
   マイナス2σが25719円。
   一目均衡の雲の上限が26991円。
   下限が26510円。
   11日ぶりに雲の中。

今年の曜日別勝敗(6月13日まで)

月曜10勝11敗
火曜12勝10敗
水曜13勝8敗
木曜10勝12敗
金曜11勝10敗

今年のFOMC前後の株価。

★1月25ー26日
直前安値   33876ドル(1月25日:6日続落)
FOMC当日 34168ドル
その後の高値 35679ドル(2月2日)35800ドル(2月10日)

★3月15ー16日
直前安値   32828ドル(14日)
FOMC当日 34063ドル
その後の高値 34755ドル(3月18日)35372ドル(3月29日)

★5月3ー4日
直前安値   32449ドル(5月2日)
FOMC当日 34061ドル。
その後の安値 31228ドル(5月12日:6日続落8週連続週足陰線)

「22年に下落している銘柄の多くは日経平均の高寄与度銘柄」との指摘。
先週末時点で寄与度下位トップは東京エレクトロン(8035)の11%安。
約300円分のマイナス寄与。
次点はリクルートHD(6098)で約250円(年初来34%安)
アドバンテスト(6857)の約165円(年初来19.3%安)。
3銘柄で日経平均を約720円押し下げたる。
これら3銘柄は21年に大きく上昇。
日経平均株価のけん引役となった銘柄。
東エレクは21年の年間騰落率が72.6%高で日経平均を約980円分、
リクルートHDは同61.4%高の約280円分、
アドバンテストは同41%高の約220円分。
それぞれ日経平均を押し上げた。
21年の日経平均は年間1347.54円上昇していた。
21、22年いずれも下落した銘柄はエムスリー(2413)とファナック(6954)の2銘柄。

【円の戦後史】
1949年 4月    1ドル=360円の固定相場制に
  71年 8月    ニクソン・ショック(金とドルの交換停止)
      12月    スミソニアン合意(1ドル=308円に)
  73年 2月    円が変動相場制に移行
  78年11月    カーター政権によるドル防衛策
  85年 9月    プラザ合意(主要5カ国がドル高是正で合意)
  86年 4月    経済政策の基本方針として「前川リポート」をまとめる
  87年 2月    ルーブル合意(過度のドル安を防ぐことで合意)
      10月    ブラックマンデー(株価暴落)
  94年 6月    円が1ドル=100円を突破
  95年 1月    阪神大震災
  95年 4月    円が1ドル=79円75銭と当時の変動相場制移行後の高値
  97年 7月    アジア通貨危機が発生。タイバーツが暴落し、他の地域に波及
      11月    北海道拓殖銀行や山一証券などが破綻
      12月    財務省・日銀が円買い・ドル売りの為替介入
              (17~19日で介入額は1兆591億円)
  98年 4月    財務省・日銀が円買い・ドル売りの為替介入
              (9~10日で介入額は2兆8158億円)
              改正外為法が施行、外国為替証拠金(FX)取引解禁へ
       8月    円が一時1ドル=147円64銭近辺まで下落
              ロシア危機
       9月    LTCM危機(大手ヘッジファンドの経営破綻)
      10月    米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げを決定
  99年 1月    円が一時1ドル=108円21銭近辺まで上昇
              欧州単一通貨「ユーロ」誕生
2001年 3月    日銀が初めて量的緩和政策を導入
  01年 9月    米同時テロ発生
  02年 1月    円が1ドル=135円20銭近辺まで下落
  07年 8月    仏BNPパリバが傘下のファンドを凍結
  08年 9月    米証券リーマン・ブラザーズが経営破綻
      10月    FRBが緊急利下げを決定
  09年10月    ギリシャの政権交代で財政危機が発覚
      11月    ドバイ・ショック
  10年10月    韓国で開いたG20財務相・中央銀行総裁会議が「通貨安競争」の回避を明記した共同声明を採択して閉幕
  11年 3月    東日本大震災
              円が一時1ドル=76円台と変動相場制移行後の高値更新
              主要7カ国(G7)が円売りの協調介入
      10月    円が一時1ドル=75円32銭と戦後の最高値更新
              政府・日銀が円売り・ドル売り介入
              (31日で介入額は過去最大の8兆722億円)
      11月    政府・日銀が「覆面介入」を継続
              (1~4日で介入額は1兆195億円)
              日米欧の中銀がドル資金供給策の拡充で合意
  12年 1月    日本の11年の貿易収支が31年ぶりに赤字と判明
       9月    FRB、量的緩和策第3弾(QE3)を決定
      12月    第2次安倍晋三政権が発足し、「アベノミクス」開始
  13年 1月    日銀が2%の物価上昇率目標を導入
       4月    日銀が黒田東彦総裁体制で初の金融政策決定会合
              量的・質的金融緩和を決定
       5月    円が一時1ドル=103円74銭近辺まで下落
  15年 8月    チャイナショック
              円が一時1ドル=125円28銭近辺まで下落
      12月    FRB、9年半ぶりに利上げを決定
  16年 2月    日銀がマイナス金利を導入
       6月    英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を決定
              円が1ドル=99円ちょうど近辺まで上昇
      11月    米大統領選でトランプ氏が当選
      12月    円が1ドル=118円66円近辺まで下落
  18年 3月    米中貿易摩擦
  20年 2月    コロナショック
              FRBが緊急利下げを決定、ゼロ金利に
              円が1ドル=101円18銭近辺まで上昇
       8月    当時の安倍晋三首相が辞任表明
  22年 2月    ロシアがウクライナに侵攻
       3月    FRB、約3年ぶりに利上げ実施
              円が1ドル=125円10銭近辺まで下落
       4月    日銀が指し値オペ(公開市場操作)の原則毎営業日実施を決定
              円が1ドル=131円25銭近辺まで下落
       5月    FRBが通常の倍となる0.50%の利上げを実施
       6月    欧州中央銀行(ECB)が7月以降の利上げ方針を表明
              円が1ドル=135円台まで下落

【対ドル相場の主な節目】
・147円64銭   1998年8月の安値
・144円10銭   日米が円買いの協調介入をした98年6月17日の安値
・143円22銭近辺 200日移動平均線(119円35銭)からの20%下方乖離(かいり)
・140円     心理的節目(98年8月31日以来)
・138円82銭近辺 ボリンジャーバンド(21日移動平均基準、3σ=シグマ)の円の下限
・136円20銭   98年10月5日の安値
・136円16銭   年初来高値(113円47銭)からの20%下方乖離
・135円92銭近辺 ボリンジャーバンド(21日移動平均基準、2σ=シグマ)の円の下限
・135円20銭   日銀の黒田東彦総裁が財務官だった02年1月31日につけた安値
★135円00銭   13日につけた安値水準
・133円台後半  98年4月9~10日に円買い・ドル売り介入を実施した際の水準
・132円17銭近辺 一目均衡表の転換線
・131円台半ば  97年12月17~19日に円買い・ドル売り介入を実施した際の水準
・130円49銭   年初来高値(113円47銭)からの15%下方乖離
・130円12銭近辺 21日移動平均線
・121円70銭   日銀がマイナス金利の導入を決めた後につけた安値(16年1月29日)
・119円35銭近辺 200日移動平均線
・118円66銭   16年11月の米大統領選後につけた円の安値(12月15日)
・113円47銭   22年ここまでの高値(1月24日)
・111円01銭   大企業・製造業の22年度通期の想定為替レート(22年3月短観)
・101円18銭   コロナショック後の高値(20年3月9日)

(兜町カタリスト櫻井)
 

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