「風を待って」

「風を待って」
 
「金利の次は景気が焦点で急落」
 
木曜のNY株式市場で主要3指数は大幅急落。
「金利の次は景気が焦点。
リスクオフと言う簡単な言葉で解釈されるが、辻褄は合わない」と言う見方。
NYダウは1年5か月ぶりに3万ドル割れ。
全面安の展開でS&P500採用銘柄で上昇したのはわずか14社。
NASDAQ総合は4%超下落。
同指数が4%を超える下げとなるのは5月初め以降5回目。
S&Pは年初来で約23%安。
NYダウは弱気相場入りが確認される水準。
S&P500が示唆する米国のリセッション確率は85%。
欧州市場も概ね3%の下落。
ロシア株は2.84%上昇で5日続伸。
5月の住宅着工件数は年率換算で前月比14.4%減の154万9000戸。
2021年4月以来の低水準。
市場予想は170万1000戸だった。
米住宅ローン金利が6%台まで上昇。
1987年以来の大幅上昇で住宅市場は冷やされた格好。
フィラデルフィア地区連銀業況指数はマイナス3.3。
低下は3カ月連続。
2020年5月以来のマイナス圏。
市場予想中央値のプラス5.5を大きく下回った。
「FRBが突然、積極的に金融を引き締めたことで景気後退が引き起こされた。
近い将来にそう批判される可能性がある」という声もある。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比3000件減の22万9000件。
市場予想(21万5000件)ほど減少しなかった。
週間の継続受給件数は131万2000件と前週から3000件増加。
リスク選好度が後退し安全資産としての国債は買われた(利回りは低下)。
10年国債利回りは3.195%。
2年国債利回りは3.099%。
スイス中銀は15年ぶりとなる利上げを決定。
政策金利を0.5%引き上げマイナス0.25%とした。
市場予想は据え置きだった。
ドル/スイスフランは3.1%下落。
1日の下落幅としては約6年半ぶりの大きさ。
イングランド銀行(英中央銀行)も政策金利を0.25%ポイント引き上げ1.25%に。
昨年12月から5会合連続の利上げ。
ポンドは対米ドルで1.42%高の1.235ドル。
6月10日以来の高値水準。
ドル円は132台前半。
WTI原油7月物は前日比2.27ドル(1.97%)高の1バレル=117.58ドル。
ビットコインは2.94%安の2万0993.36ドル。
SKEW指数は118.36→122.48。
恐怖と欲望指数は20→14。
バイデン大統領のAP通信での発言。
「第一にリセッションは不可避ではない。
第二にインフレ克服に向けて米国は世界のどの国よりも強い立ち位置にある」。
「不可避ではない」という翻訳が微妙だ。
 
木曜のNYダウは3741ドル(2.42%)安の29927ドルと反落。
高値30305ドル、安値29740ドル。
サイコロは4勝8敗。
NASDAQは453ポイント(4.08%)安の10546ポイントと3日ぶりに反落。
高値10831ポイント、安値10565ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は123ポイント(3.25%)安の3666ポ゚イントと反落。
高値3728ポイント、安値3639ポイント。
サイコロは4勝8敗。
ダウ輸送株指数は455ポイント(3.40%)安の12924ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は6.24%安の2566ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は32.95と上昇。
3市場の売買高は139.8億株(前日は134億株、直近20日平均121.6億株)。
225先物CME円建ては大証日中比830円安の25600円。
ドル建ては大証日中比765円安の25665円。
ドル円は132.20円。
10年国債利回りは3.195%。
2年国債利回りは3.099%。
30年債利回りは3.243%。
 
「マイナス3σが25311円」
 
木曜の日経平均は寄り付き384円高。
終値は105円(△0.40%)高の26431円と5日ぶりに反発。
ただ一時600円以上上昇した局面もあり安値引け。
日足は2日連続で陰線。
SQ値28122.81円は上回れず「幻」で5敗。
TOPIXは11.88ポイント(△0.64%)高の1867ポイントと6日ぶりに反発。
プライム市場指数は6.10ポイント(△0.64%)高の960.93と6日ぶるに反発。
東証マザーズ指数は1.32%安の636.32と続落。
プライム市場の売買代金は2兆6416億円(前日は2兆76233億円)。
値上がり1216銘柄(前日257銘柄)。
値下がり561銘柄(前日1545銘柄)。
新高値24銘柄(前日27銘柄)。
新安値102銘柄(前日124銘柄)。
日経平均の騰落レシオは102.50(前日94.62)。
NTレシオは14.15倍(前日14.18倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(27092円)から▲2.44%(前日▲2.73%)。
4日連続で下回った。
横這いの75日線は26857円。
3日連続で下回った。
横這いの200日線(27929円)からは▲5.36%(前日▲5.75%)。
4日連続で下回った。
下向きの5日線は26839円。
5日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.433%(前日▲9.861%)
買い方▲12.114%(前日▲12.158%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.898%(前日▲2,764%)。
買い方▲31.534% (前日▲30.928%)。
空売り比率は44.6%(前日46.1%。3月24日から56日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7,7%(前日8.4%)。
日経VIは25.34(前日26.31)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.82倍(前日12.73倍)。
3日連続で12倍台。
前期基準では12.92倍。
EPSは2061円(前日2068円)。
225のPBRは1.15倍。
BPSは22983円(前日22892円)。
10年国債利回りは0.250%。
プライム市場の予想PERは13.42倍。
前期基準では13.69倍。
PBRは1.16倍。
プライム市場の単純平均は7円高の2346円。
プライム市場の売買単価は2252円(前日2252円)。
プライム市場の時価総額は677兆円(前日673兆円)。
3日連続で700兆円割れ。
ドル建て日経平均は196.91(前日195.46)。
6日ぶりに反発。
木曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比830円安の25600円。
高値26900円、安値25550円。
大証先物夜間取引終値は日中比750円安の25670円。
気学では金曜は「押し目買い方針の日。但し急伸高は利入れ良し」。
月曜は「初め強いと後安の日。戻り売り方針」。
火曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
水曜は「下げ来りて尚安きは小底となる日」。
木曜は「後場へかけて急伸することあり。押し目買い」。
金曜は「変化激しき日。逆張り方針で駆け引きせよ」。
ボリンジャーのマイナス1σが26499円。
マイナス2σが25905円。
マイナス3σが25311円。
一目均衡の雲の上限が26608円。
下限が26510円。
3日ぶりに雲の上。
週末の日本銀行金融政策決定会合。
市場予想は金融緩和の継続。
ただ予想外の動きに出る可能性にゼロはないというのが市場の声。
大引はFTSE日本株指数パッシブ売買インパクト。
夜はNYのクアドラブルウィッティング。
 
《今日のポイント6月17日》
 
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は大幅急落。
   10年国債利回りは3.195%。
   2年国債利回りは3.099%。
   ドル円は132台前半。
   SKEW指数は118.36→122.48。
   恐怖と欲望指数は20→14。
 
(2)ダウ輸送株指数は455ポイント(3.40%)安の12924ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は6.24%安の2566ポイントと3日ぶりに反落。
   VIX指数は32.95と上昇。
   3市場の売買高は139.8億株(前日は134億株、直近20日平均121.6億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比830円安の25600円。
 
(3)プライム市場の売買代金は2兆6416億円(前日は2兆76233億円)。
   値上がり1216銘柄(前日257銘柄)。
   値下がり561銘柄(前日1545銘柄)。
   新高値24銘柄(前日27銘柄)。
   新安値102銘柄(前日124銘柄)。
   日経平均の騰落レシオは102.50(前日94.62)。
   NTレシオは14.15倍(前日14.18倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。
 
(4)上向きの25日線(27092円)から▲2.44%(前日▲2.73%)。
   4日連続で下回った。
   横這いの75日線は26857円。
   3日連続で下回った。
   横這いの200日線(27929円)からは▲5.36%(前日▲5.75%)。
   4日連続で下回った。
   下向きの5日線は26839円。
   5日連続で下回った。
 
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.433%(前日▲9.861%)
   買い方▲12.114%(前日▲12.158%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.898%(前日▲2,764%)。
   買い方▲31.534% (前日▲30.928%)。
 
(6)空売り比率は44.6%(前日46.1%。3月24日から56日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は7,7%(前日8.4%)。
   日経VIは25.34(前日26.31)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.82倍(前日12.73倍)。
   EPSは2061円(前日2068円)。
   225のPBRは1.15倍。
   BPSは22983円(前日22892円)。
   10年国債利回りは0.250%。
 
(8)プライム市場の単純平均は7円高の2346円。
   プライム市場の時価総額は677兆円(前日673兆円)。
   3日連続で700兆円割れ。
   ドル建て日経平均は196.91(前日195.46)。
   6日ぶりに反発。
 
(9)ボリンジャーのマイナス1σが26499円。
   マイナス2σが25905円。
   マイナス3σが25311円。
   一目均衡の雲の上限が26608円。
   下限が26510円。
   3日ぶりに雲の上。
 
 
今年の曜日別勝敗(6月16日まで)

月曜10勝11敗
火曜12勝11敗
水曜13勝9敗
木曜11勝12敗
金曜11勝10敗
 
6月第2週の週間海外投資家動向。
現物1823億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
先物4548億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計6372億円買い越し(3週連続で買い越し)。
個人は現物15億円売り越し。
先物148億円売り越し。
合計164億円の売り越し。
信託銀行は現物119億円売り越し。
先物756億円売り越し。
合計875億円の売り越し。
 
6月第1週の週間海外投資家動向。
現物410億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物6651億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計6241億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物2080億円売り越し。
先物1457億円売り越し。
合計3538億円の売り越し。
信託銀行は現物863億円売り越し。
先物2505億円売り越し。
合計3569億円の売り越し。
 
 
《兜町ポエム》
 
「風を待って」
 
ずっと待っていた
風がいつか吹くよ
まるで優しい声で
話しかけるように吹くよ
 
It’s going to be right
きっと大丈夫
思うようにはいかなくても
 
相場の動きは風に揺れて
あなたに笑顔運んでくる
 
今は戻らないから
大切なんじゃなくて
今を重ねて明日へ
つながって行くから
 
ココで見つけたもの
皆のいずれ笑顔
一番好きな場所
そして誰よりも大切な株
 
「誰かがいつも」
 
気づかない助けられてきた
何度も何度もそしてこれからも
 
数えきれないやさしさに出会ってきた
相場の動きが浮かんでは消えていく
 
誰かがいつも株を見ている
今日もどこかで株のこと思っている
 
巡り合ってそして愛し合って
許し合ってチャートはつながって行くんだ
 
透き通る板が分け隔てなく
その一歩をもうためらわないで
誰かがきっと受け止めてくれる
 
一度きりの短いこの人生
どれだけの株たちと出逢えるんだろう
 
本当に大切な株たちと
かけがえのないその株と
この広い相場の下で
 
振り続く雨はやがて上がる
かくれてた青い空はどこまでもひろがっていく
 
スケジュールを見てみると・・・。
 
【6月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
    気学では「夏至前後の安値は底入れとみて駆け引きすべき」。
 
6月20日(月)首都圏メンション新規発売件数、ジューンティーンス(奴隷解放記念日)でNY休場
6月21日(火)中古住宅販売、上げの特異日
6月22日(水)参院選公示
6月23日(木)米経常収支、FRBストレステストの結果公表、EU首脳会議(→24日)、変化日
6月24日(金)消費者物価、企業向けサービス価格指数、米新築住宅販売、独IFO景況感
6月26日(日)G7(→28日)ドイツ
6月27日(月)米耐久財受注
6月28日(火)NATO首脳会議、S&P住宅価格指数、CB消費者信頼感、大幅高の特異日
6月29日(水)消費動向調査、株主総会集中日、eスポーツビジネスEXPO(→1日 東京ビッグサイト)、上げの特異日、変化日、東証REITCORE指数パッシブ売買インパクト
6月30日(木)鉱工業生産、米個人所得支出、中国PMI
7月1日(金) 日銀短観、失業率、米ISM製造業景況感、中国財新PMI
 
良い週末を・・・。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
東京エレクトロン(8035)・・・動兆
 
半導体製造装置で世界4位。
コータデベロッパー、エッチング装置、成膜装置など前工程に強み。
メモリー向け積層化で成長。
リバウンド期待。
(48110円円)
 

(兜町カタリスト櫻井)

株ちゃんofficial xはこちら!
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