値下がり優勢、主力銘柄を中心に売り

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreともに続落。東証マザーズ指数の前週末比13.62ポイント(2.19%)安い607.48だった。
寄り付き直後は上昇して始まったものの、下げに転じて5月12日に付けた年初来安値(620.63)を下回った。一時607.33と取引時間中では2020年4月以来、約2年2カ月ぶりの安値まで下げた。
米国の金融引き締め加速への警戒は強く、新興市場では主力銘柄を中心に売りが出た。
フリーやウェルスナビ、そーせいが売られた。一方、窪田製薬HDやライフネットは買われた。値上がり銘柄数73、値下がり銘柄数375と、値下がりが優勢だった。
 
きょう東証スタンダード市場に上場したヤマイチは公開価格(950円)を72円(7.6%)下回る878円で初値を付けた。前場の終値は788円だった。
 
個別では、アルファクス・フード・システム、キャンバスがストップ高。窪田製薬ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。GMOリサーチなど2銘柄は年初来高値を更新。バンク・オブ・イノベーション、トリプルアイズ、プロパティデータバンク、モダリス、東京通信が買われた。
 
 一方、FRONTEO、トランスジェニック、アールプランナー、ストレージ王、クリアルなど67銘柄が年初来安値を更新。グローム・ホールディングス、アシロ、ベビーカレンダー、トラース・オン・プロダクト、フォースタートアップスが売られた。
 
 

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