「梅雨明け」

「梅雨明け」

関東甲信越地方では梅雨が明けた。
関東甲信地方の梅雨は21日間。
平年より22日早く、昨年より19日早いとのこと。
季節感は前倒し。
相場の戻りも前倒しにならないものだろうか。

ピーター・リンチ氏の言葉。
「何年かに一度の暴落こそ最良の買い場」
頭では理解できる。
しかし実際に遭遇すると、そういう知的な投資法は影をひそめて驚愕・狼狽・付和雷同。
いつも冷静でいられるほどの心理というのは相当な訓練が必要となってくる。
上がって騒がず、下がって狼狽えず。
あるいは「心頭を滅却すれば火もまた涼し」。
ピーター・リンチの本ばかり読んでいたら、そんな風に思えてくる。、
そんな心境にはなかなか到達することはできないものだ。
翻訳者の三原敦雄先生は氏に取材して「彼は難しい投資法を語るわけではなく
普通の言葉で語ってくれた」と述べられた。
異常時に登場するのは案外優しいこと。
多くは「大変だ」の連発か「気を付けた方が良い」で片づけられてしまう。
しかし普通をフツーにできるのは、やはりすごいことだと思う。

令和辛丑(かのとうし)三年相場予見の検証

睦月 (1月) 小浮動   (日経平均前月比1070円安)   
如月 (2月) 一服   (日経平均前月比475円安)   
弥生 (3月) 保ち合い (日経平均前月比1294円高)   
卯月 (4月)  押し目買い(日経平均前月比973円安)  
皐月 (5月)  軟調   (日経平均前月比431円高)   
水無月(6月) 反発   (日経平均前月比788円安:24日まで)

全体的に軟調という見通しは間違っていないが、個別の月では間違っていそう。 

(櫻井)。

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