値下がり優勢、持ち高を減らす目的の売り

東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比8.58ポイント(1.30%)安い652.98だった。米景気減速への警戒を受けた前日の米株安が重荷となり、マザーズ指数を下押しした。
日本時間夜には米サプライマネジメント協会(ISM)が6月の製造業景況感指数を発表する。市場では「同指数の結果を見極めようと持ち高を減らす目的の売りも出ている」との声が聞かれた。マザーズ指数は一時前日比7.79ポイント(1.18%)高い669.35まで上昇する場面があった。このところ下げが続き、自律反発狙いの買いも入った。
 
リサイクル技術の使用権を豊田通商に供与したと発表したリファバスGが制限値幅の上限(ストップ高)まで買われた。EDPも高い。一方、エネチェンジやJTOWERは安い。値上がり銘柄数128、値下がり銘柄数319と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、アディッシュがストップ高。サスメド、リファインバースグループは一時ストップ高と値を飛ばした。メディア工房、バルテス、I-ne、タメニー、東京通信など6銘柄は年初来高値を更新。Waqoo、デジタルプラス、QDレーザ、識学、スパイダープラスが買われた。
 
 一方、ユニフォームネクスト、coly、Chatwork、ペイロール、モイなど9銘柄が年初来安値を更新。ENECHANGE、マイクロ波化学、免疫生物研究所、地域新聞社、エクサウィザーズはが売られた。
 

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