【寄り付き概況】
週明け4日午前の日経平均株価は前営業日比151円16銭高の2万6086円78銭と4営業日ぶりに反発して始まった。東証株価指数(TOPIX)は、14.74ポイント高の1859.78で始まった。
前週末の米国株市場では米10年債利回りの低下を好感する形で幅広く買いが優勢となり、NYダウが300ドルを超える反発をみせた。週明けの東京株式市場はこれに追随する形で主力株中心に買い戻され、2万6000円台を回復して始まった。
日経平均は前週後半に大きく値を崩し、前週末までの3営業日で1100円以上の下落をみせていたことで、自律反発狙いの買いや売り方の買い戻しも入っている。
ただ、米国株市場では半導体関連株への売りが続いており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は大幅安となっている。東京市場でもこの影響が全体相場に反映される可能性がある。
個別では、SUBARUやスズキが上昇している。ソフトバンクグループ(SBG)やリクルートも高い。半面、週末に大規模な通信障害を起こしたKDDIが大幅安。三菱マや大平金、住友鉱も売られている。
