6日の日経平均株価は反落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万6000円-2万6500円を想定。
休場明けの米国株はまちまち。NYダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は129ドル安の30967ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう5日に大幅続伸した反動で、売り優勢スタートとなりそう。現地5日の米国株式市場で、NYダウが反落した一方、ナスダック総合指数は続伸するなど、まちまちとなった。
日本株はきのう強い米株先物を横目で見ながら買われており、ダウ平均の下落自体がネガティブ。商品市場ではNY原油が急落しており、市況関連にはかなり厳しい展開が想定される。「SQ(特別清算指数)値算出週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(論理的に説明できない動き)もあり、注意したい。
為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の後半(5日は136円08-09銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の半ば(同141円17-21銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比95円安の2万6245円だった。
【好材料銘柄】
■ハニーズホールディングス <2792>
今期経常は9%増益、5円増配へ。
■アエリア <3758>
子会社サイバードが香港・Animoca Brandsと資本提携。Web3領域でのビジネス展開加速を目指す。
■ヘリオス <4593>
他家iPS細胞由来NK細胞(eNK細胞)向け細胞加工製造用施設が本格稼働。eNK細胞治験製品の製造に向けた試作製造に着手。
■エアトリ <6191>
アリババ<BABA>が運営する中国トップクラスの旅行プラットフォーム「Fliggy」と包括的業務連携を締結。第1弾として中国消費者向けに「エアトリ国内・海外ホテル」を提供開始。
■イオンモール <8905>
3-5月期(1Q)経常は22%増益で着地。
■トーセイ <8923>
上期最終は微減益も対通期進捗は過去平均を超過。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.3%にあたる60万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
6(水)
【国内】
《決算発表》
イオン、フジ、イオン北海、イオンディライ、MV東海、大黒天、ファンタジー、サーラ、ミニストップ、わらべや、日本BS放
【海外】
米6月ISM非製造業指数(23:00)
FOMC議事録(6/14~6/15開催分)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
