値上がり優勢、IT関連に買い

東証グロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅続伸、終値は前日比13.03ポイント(1.95%)高い679.72だった。6月10日以来約1カ月ぶりの高値となった。値上がり銘柄数は258、値下り銘柄数は185、変わらずは31。
マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタートした後、朝方に上げ幅を縮小する場面を見せた。ただ、再度買いが集まり上げ幅を拡げ、その後は高値付近でのもみ合い展開となった。
連休明けのナスダックが値幅を伴って上昇したことが個人投資家心理にポジティブに働いた。また、米長期金利が低下し、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興市場のグロース(成長)株にとって追い風となった。ただ、直近IPO銘柄の一角は軟調に推移した。
 
個別では、ウェッジホールディングス、ニューラルポケット、スパイダープラスがストップ高。True Data、JDSCは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド&コレクティブ、クラウドワークス、トレンダーズなど4銘柄は年初来高値を更新。うるる、ワンダープラネット、デジタリフト、Macbee Planet、プレシジョン・システム・サイエンスが買われた。
 
一方、ヌーラボ、さくらさくプラス、メンタルヘルステクノロジーズ、リベロ、M&A総合研究所など6銘柄が年初来安値を更新。デコルテ・ホールディングス、AViC、ANYCOLOR、イーディーピー、タメニーが売られた。
 
 

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