軟調展開か

10日の日経平均株価は軟調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万5800円-2万6400円を想定。
NYダウ平均は653ドル安の32245ドルで取引を終えた。米10年債利回りが一時3.2%台まで上昇したことで、金融引き締めへの警戒が強まりリスクオフの展開。グロース株が軒並み安となり、ナスダックは4%を超える下落となった。3指数がそろって年初来安値を更新している。
日経平均株価はきのう9日の弱い動きや、現地9日の欧米株式が下落したことなどから、売り先行スタートとなろう。2万6000円は初動から割り込む可能性がある。終値では節目は意識されるとみるが、リスク回避の売りに勢いがつきやすい中、場中も神経質な動きが続くだろう。
軟地合いが続くなか、時間外取引での米株価指数先物の動きに対し、神経質な展開となりそう。好業績銘柄への個別株物色が中心になるとみられる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=130円台の半ば(9日は131円20-21銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=137円台の半ば(同137円91-95銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比410円安の2万5980円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■cotta <3359>
不二製油グループ本社 <2607> と資本業務提携。
 
■GMOリサーチ <3695>
1-3月期(1Q)経常は62%増益で着地。
 
■Appier Group <4180>
今期最終を赤字縮小に上方修正。
 
■バルテス <4442>
前期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■ダイトロン <7609>
今期経常を一転8%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■マクニカ・富士エレホールディングス <3132>
今期経常は8%増で3期連続最高益、20円増配へ。
 
■ワールド <3612>
今期最終は23倍増益、21円増配へ。国内小売事業の4月既存店売上高は前年同月比19.3%増。
 
■リボミック <4591>
前期最終を赤字縮小に上方修正。
 
■モダリス <4883>
自社モデルパイプラインとして新規にMDL-105(適用症:拡張型心筋症)を追加。
 
■キッツ <6498>
1-3月期(1Q)経常は67%増益で着地。
 
■LITALICO <7366>
今期経常は27%増で10期連続最高益更新へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
10(火)
3月家計調査(8:30)
10年国債入札
《決算発表》
ソニーG、任天堂、三菱商、伊藤忠、ダイキン、日本製鉄、住友鉱、協和キリン、島津製、パンパシHD、AGC、出光興産、ヤマトHD、ローム、太陽誘電、ユー・エス・エス、リコー、横河電、静岡銀、三菱自、IHI、日本ハム、参天薬、JR九州、川重、リンナイ、日精工、JMDC、ワークマン、ライオン、ベネ・ワン、住友重、ファンケル、カルビー、ニチレイ、ショーボンド、ヤオコー、DeNA、ツムラ、山九、長瀬産、芙蓉リース、パイロット、シップHD、デクセリアルス、セリア、東京精、丸和運輸、TKC、不二製油、エレコム、スターツ、キッセイ薬、稲畑産、エディオン、千代建、TOKAIHD、レノバ、タカラトミー、日管財、兼松、邦チタニウム、オートバクス、リコーリース、デジアーツ
 
【海外】
独5月ZEW景況感指数(18:00)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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