「3市場の売買高は155.2億株と大商い」

「3市場の売買高は155.2億株と大商い」

3連休明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
OPECメンバーのが石油生産協定からロシアを一時除外する案を検討しているとの報道を受けてエネルギーセクターが軟調。
バイデン大統領はFRBのパウエル議長と会談。
約40年ぶりの高水準に達しているインフレ動向について協議。
「市場はFRBの政策の最終段階がどうなるのか見極めようとしている」という見方だ。
3市場の売買高は155.2億株と大商いになった。
S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は前年同月比21.2%上昇。
伸びは前月の20.3%から加速し過去最高を記録。
特に中古住宅の在庫が逼迫していることで、住宅価格が押し上げられた。
FHFA住宅価格指数(季節調整済み)は前年同月比19.0%上昇。
前月は19.3%上昇だった。
CB消費者信頼感指数は106.4。
4月改訂値の108.6(改訂前107.3)から低下。
市場予想の103.9は上回った。
向こう1年間の期待インフレ率は7.4%。
前月の7.5%から若干低下。
インフレがピークを付けた公算が大きいという見方だ。
10年国債利回りは2.849%。
2年国債利回りは2.562%。
ドル円は128円台後半。
WTI原油7月物は前日比0.40ドル(0.35%)安の1バレル=114.67ドル。
ビットコインは1.39%高の3万1666.45ドル。      
SKEW指数は122.28→121.25→119.10。
恐怖と欲望指数は21→22。

火曜のNYダウは222ドル(0.67%)安の32990ドルと7日ぶりに反落。
高値33240ドル、安値32752ドル。
サイコロは9勝3敗。
NASDAQは48ポイント(0.40%)安の12082ポイントと4日ぶりに反落。
高値12190ポイント、安値11942イント。
サイコロは7勝5敗。
S&P500は28ポイント(0.67%)安の4130ポイントと4日ぶりに反落。
高値4158ポイント、安値4077ポイント。
サイコロは7勝5敗。
ダウ輸送株指数は143ポイント(0.99%)安の14301ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は0.55%安の3098ポイントと4日ぶりに反落。
VIX指数は26.19。
3市場の売買高は155.2億株(前日は109.2億株、直近20日平均132.5億株)。
225先物CME円建ては大証日中比80円安の27180円。
ドル建ては大証日中比75円安の27185円。
ドル円は128.71円。
10年国債利回りは2.849%。
2年国債利回りは2.562%。

「信用倍率は8週ぶりに3倍台」

火曜の日経平均は寄り付き51円安。
終値は89円(▲0.33%)安の27279円と3日ぶりに反発。
日足は2日ぶりに陰線。
前月末比で431.9円(1.6%)高。
5月の月間プラスは20年以降2年連続。
月足は今年2度目の陽線。
TOPIXは9.77ポイント(▲0.51%)安の1912ポイントと4日ぶりに反落。
プライム市場指数は5.03ポイント安の983.98と4日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は0.51%安と反落。
プライム市場の売買代金は5兆5088億円(前日は4兆3019億円)。
4月の市場再編後で最大。
前日はTOPIX構成銘柄の浮動株比率の見直し。
31日はMSCIの入れ替えで膨らんだ。
値上がり589銘柄(前日1551銘柄)。
値下がり1184銘柄(前日253銘柄)。
新高値96銘柄(前日133銘柄)。
新安値12銘柄(前日7柄)。
日経平均の騰落レシオは95.85(前日101.79)。
NTレシオは14.26倍(前日14.24倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33。
上向きの25日線(26704円)から△2.16%(前日△2.50%)。
3日連続で上回った。
横這いの75日線は26800円。
2日連続で上回った。
下向きの200日線(27942円)からは▲2.37%(前日▲2.06%)。
92日連続で下回った。
上向きの5日線は26942円。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.909%(前日▲13.020%)。
買い方▲9.524% (前日▲9.177%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.193%(前日▲6,344%)。
買い方▲29.652% (前日▲29.353%)。
空売り比率は43.5%(前日47.5%。3月24日から46日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は4.5%(前日6.4%)。
5月27日時点の信用売り残は798億円増の7744億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は223億円減の3兆589億円。
2週連続で減少。
信用倍率は3.95倍(前週4.44倍)。
8週ぶりに3倍台(8週前は3.02倍)。
日経VIは19.81(前日19.93)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.09倍(前日13.15倍)。
2日連続で13倍台。
前期基準では13.19倍。
EPSは2084円(前日2081円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは23118円(前日23194円)
日経平均の益回りは7.64%。
10年国債利回りは0.235%。
プライム市場の予想PERは13.77倍。
前期基準では14.03倍。
PBRは1.19倍。
プライム市場の単純平均は12円安の2418円。
プライム市場の売買単価は2406円(前日2557円)。
プライム市場の時価総額は693兆円(前日696億円)。
ドル建て日経平均は213.49(前日215.35)。
火曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比80円安の27180円。
高値27470円、安値27055円。
大証先物夜間取引終値は日中比40円安の27220円。
気学では「変化日にして不時の高下を見せる日」。
木曜は「初め強いと後安の日。吹き値売り良し」。
金曜は「人気に逆行して前後場歩調を変える日」。
ボリンジャーのプラス1σが27095円。
プラス2σが27486円。
マイナス1σが26312円。
マイナス2σが25953円。
一目均衡の雲の上限が26812円。
下限が26510円。
2日連続で雲の上。

《今日のポイント6月1日》

(1)3連休明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
   10年国債利回りは2.849%。
   2年国債利回りは2.562%。
   ドル円は128円台後半。
   SKEW指数は122.28→121.25→119.10。
   恐怖と欲望指数は21→22。
   週末に水星の逆行が終わる。

(2)ダウ輸送株指数は143ポイント(0.99%)安の14301ポイントと4日ぶりに反落。
   SOX指数は0.55%安の3098ポイントと4日ぶりに反落。
   VIX指数は26.19。
   3市場の売買高は155.2億株(前日は109.2億株、直近20日平均132.5億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比80円安の27180円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆5088億円(前日は4兆3019億円)。
   4月の市場再編後で最大。
   前日はTOPIX構成銘柄の浮動株比率の見直し。
   31日はMSCIの入れ替えで膨らんだ。
   値上がり589銘柄(前日1551銘柄)。
   値下がり1184銘柄(前日253銘柄)。
   新高値96銘柄(前日133銘柄)。
   新安値12銘柄(前日7柄)。
   日経平均の騰落レシオは95.85(前日101.79)。
   NTレシオは14.26倍(前日14.24倍)。

(4)上向きの25日線(26704円)から△2.16%(前日△2.50%)。
   3日連続で上回った。
   横這いの75日線は26800円。
   2日連続で上回った。
   下向きの200日線(27942円)からは▲2.37%(前日▲2.06%)。
   92日連続で下回った。
   上向きの5日線は26942円。
   3日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.909%(前日▲13.020%)。
   買い方▲9.524% (前日▲9.177%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.193%(前日▲6,344%)。
   買い方▲29.652% (前日▲29.353%)。

(6)空売り比率は43.5%(前日47.5%。3月24日から46日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は4.5%(前日6.4%)。
   5月27日時点の信用売り残は798億円増の7744億円。
   2週連続で増加。
   同信用買い残は223億円減の3兆589億円。
   2週連続で減少。
   信用倍率は3.95倍(前週4.44倍)。
   8週ぶりに3倍台(8週前は3.02倍)。
   日経VIは19.81(前日19.93)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.09倍(前日13.15倍)。
   2日連続で13倍台。
   前期基準では13.19倍。
   EPSは2084円(前日2081円)。
   225のPBRは1.18倍。
   BPSは23118円(前日23194円)
   日経平均の益回りは7.64%。
   10年国債利回りは0.235%。

(8)プライム市場の単純平均は12円安の2418円。
   プライム市場の時価総額は693兆円(前日696億円)。
   ドル建て日経平均は213.49(前日215.35)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが27095円。
   プラス2σが27486円。
   マイナス1σが26312円。
   マイナス2σが25953円。
   一目均衡の雲の上限が26812円。
   下限が26510円。
   2日連続で雲の上。

今年の曜日別勝敗(5月31日まで)

月曜8勝11敗
火曜11勝10敗
水曜11勝8敗
木曜9勝11敗
金曜10勝9敗

「オオカミが赤ずきんちゃんの祖母のベットに寝ている」というのは妥当な表現ではないかも知れない。
日経朝刊の見出しは「新生銀、定期金利10倍」の話だ。
SBIHD傘下となったのを機に6カ月物定期金利を年率0.1%とするという。
定昇はネット専用顧客。
預入額が30万円以上の6カ月物と3カ月物は年0.1%。
大手銀行が年0.002%程度だから換算すれば50倍だ。
1か月ものは年0.2%。
実質でみると年率0.1%は6カ月では0.05%。
3か月では0,25%だ。
仕組み債の分配金などでもこの「年率」に騙されることは多い。
3月末に比べて75万口座増加の880万口座を25年に目指すという。
オオカミに見えるのは「顧客を増やしSBIグループの他の商品の販売再起広げる狙い」。
預金は0.1%かも知れないが、投信や仕組債、保険や不動産などはその何十倍の手数料収入になる。
その上で、新生銀の指揮運用は当然SBIであろうから、勘定は合う。
「銀行と証券をシームレスに連携させ、顧客基盤と預金量の増加を目指す」。
言葉は綺麗だ。
他の表現を変えると「SBI証券の手掛ける不動産関連や投資一任サービスも提供する見通し」。
要は「クロスセルで収益を確保するビジネスモデル」。
クロスセルという言葉は綺麗だがどうも小土呂驚感じる。

証券コードが自動車のナンバーのようになるという。
2024年1月から国内上場企業の証券コードは英文字入りになる。
例えば「9A99」「999A」「9A9A」など。
英文字はB(8に類し)やI(1に類似)O、Q、V、Zを除く19文字。
一度上場して証券コードを与えられた企業が上場廃止になってしまった場合、新たに別の企業がその番号を受け継ぐことはなかった。
その番号は欠番。
また、一度発行された証券番号は、永遠に変わることはない。
近年は番号が不足。
新規上場株には、業種に関係なく2000ー40000番台が与えられることが多い。
現在4ケタの証券コードを持っている企業はそのまま変わらず使用されるという。

因みにだいぶ乱れてしまったが以下が基本だった。

銘柄コードの分類
コード 業種
1300番台   水産・農業
1500番台   鉱業
1600番台   鉱業(石油/ガス開発)
1700番台~1900番台 建設
2000番台   食品
3000番台   繊維・紙
4000番台   化学・薬品
5000番台   資源・素材
6000番台   機械・電機
7000番台   自動車・輸送機
8000番台   金融・商業・不動産
9000番台   運輸・通信・電気・ガス・サービス

移動平均のパラドックスというのを考えてみた。
「移動平均が上向きでなければ株は上がらない。
下向きならば下落、上向きならば上昇」という論理だ。
しかし鶏と卵の世界だが「株価が上昇して初めて移動平均は上向く」というのが物理的に正しい解。
移動平均が上向いたから株価が上昇するのではない。
もともと上がっているのだから移動平均が上昇することになる。
時間軸を間違えると誤った解釈に陥ってしまう例だ。
似たような話だと「買えば下がり売れば上がる」。
これも多分当然で「時価より下の指値が買えたら株価は下落トレンド。
時価より上の指値で売れたら株価は上昇トレンド」。
これが正しいだろう。
自分だけ天底で売買できるなんて言うのは錯覚。
「長期上昇基調だが短期調整もあるかも知れない。
下落基調だが短期リバウンドもあるかもしれない」。
評論家の解釈なんてレトリックに満ちていて間違ったり言質を取られないようにできているものだ。

◇━━━ カタリスト━━━◇

GRCS(9250)・・・動兆

金融、通信、海外展開企業向けにガバナンス、リスク等の分析とソリューションを提供。
金融や通信業界など中心に1社当たり利用頻度増加。
2年後メドに展開予定のパッケージ製品開発に期待。

(兜町カタリスト櫻井)

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