値上がり優勢、メルカリが大幅高

 
東証グロース市場では、グロースCoreは小幅高。東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比7.36ポイント(1.1%)高い678.61だった。一時、4週間ぶり高値を付ける場面もあった。時価総額の大きいメルカリが大幅高となり、指数を押し上げた。
日本時間1日午前の米株価指数先物や日経平均株価の上昇も投資家心理の支えとなった。
 
メルカリは5月31日、東京証券取引所から東証グロース市場からプライム市場への変更を承認されたと発表した。市場変更による資金流入などを期待した買いが入り、メルカリ株は一時10%超上昇した。JIGSAWやAppierも上昇した。一方、メドレーやBASEは下落した。
グロ-ス株には引き続き厳しい局面が続きそうだが、一部の中小型株ではリターン・リバーサルの継続が見られる可能性があると期待したい。
 
5月31日に東証グロース市場に上場したトリプルアイは、上場2日目となる6月1日、公開価格(880円)の2.5倍にあたる2200円で初値を付けた。前場の終値は2316円だった。
 
値上がり銘柄数272、値下がり銘柄数165と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、東京通信が一時ストップ高と値を飛ばした。博展、ピクスタ、シリコンスタジオ、シェアリングテクノロジー、UUUMなど13銘柄は年初来高値を更新。インターファクトリー、スポーツフィールド、サイエンスアーツ、モダリス、JIG-SAWが買われた。
 
 一方、はてな、サンワカンパニー、インバウンドテック、ピアズ、ENECHANGEが売られた。
 
 

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