東証グロース市場では、グロースCore、東証マザーズ指数は軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比11.24ポイント(1.66%)安い664.09だった。下落率は一時2.4%に達した。前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落。投資家心理が悪化したことで新興市場でも幅広い銘柄に売りが出た。
前日の米長期金利が一時2.95%と約2週間ぶりの水準まで上昇したことも相対的な割高感が意識されやすいグロース(成長)株の重荷として意識された。
前日に大幅高となったメルカリが目先の利益を確定する売りに押された。メドレーやそーせいも安い。一方、ヘリオスや日本電解は買われた。
値上がり銘柄数162、値下がり銘柄数276と、値下がりが優勢だった。
個別では、セキュアがストップ高。キャンバスは一時ストップ高と値を飛ばした。トラストホールディングス、LeTech、エルテス、シェアリングテクノロジー、イードなど12銘柄は年初来高値を更新。スポーツフィールド、メドレックス、ヘリオス、アスタリスク、JMCが買われた。
一方、フリー、トリプルアイズ、SBIインシュアランスグループが年初来安値を更新。データホライゾン、松屋アールアンドディ、HYUGA PRIMARY CARE、ピクスタ、Birdmanが売られた。
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