東証グロース市場では、東証マザーズ指数、グロースCoreともに反落した。東証マザーズ指数は、終値は前日比9.83ポイント高い670.37だった。
積極的な金融引き締め懸念がやや和らいでいるが、高官からは利上げに前向きな発言もみられる。金融政策の先行きに敏感な海外投資家らの一部が利益確定の売りを出しており、上値が重かった」との見方があった。
市場では「米連邦準備理事会(FRB)による米国株の上昇などを背景に東京株式市場全般が堅調な推移となっており、グロース株市場もしっかりだった。ただ、週末で積極的に上値を買い進む動きは限られた。
フリーやビジョナル、ウェルスナビが上昇した。一方、メディネットやフロンテオ、くふうが下落した。
値上がり銘柄数231、値下がり銘柄数218と、売り買いが拮抗した。
個別では、キャンバス、リボミック、ブランジスタがストップ高。ネクストジェン、シェアリングテクノロジー、Mマート、イード、日本スキー場開発など9銘柄は年初来高値を更新。モダリス、ユーザベース、データホライゾン、Waqoo、グローム・ホールディングスが買われた。
一方、トリプルアイズ、いつもが年初来安値を更新。ログリー、セキュア、くふうカンパニー、メディア工房、東京通信が売られた。
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