東証グロース市場ではグロースCore、マザーズ指数は軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比9.87ポイント(1.46%)安い666.27だった。
時価総額の大きいメルカリ(4385)が一時5%超下落し、指数を押し下げた。メルカリは7日付で東証グロース市場から東証プライム市場に市場変更したが、7月28日まで、東証マザーズ指数に継続して採用されている。「主力銘柄だったメルカリがプライム市場に移行し、グロース市場の注目度は低下している」と指摘。「6月下旬に新規株式公開(IPO)が本格化するまで、新興銘柄を物色する雰囲気は乏しいだろう」とみていた。
フリーやビジョナルが下落した。一方、ウェルスナビやTKPは上昇した。値上がり銘柄数153、値下がり銘柄数282と、値下がりが優勢だった。
個別ではキャンバスが一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトマックス、sMedio、ブランジスタ、タメニー、インバウンドテックなど6銘柄は年初来高値を更新。ランサーズ、東京通信、ジェイック、セルシード、ティーケーピーが買われた。
一方、スマレジ、いつも、イメージ・マジック、リニューアブル・ジャパンが年初来安値を更新。ヤプリ、フリー、セカンドサイトアナリティカ、サークレイス、プレイドが売られた。
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