日米金融政策格差を背景に132円台まで上昇

【NY外為ドル円概況】
 
6日のNY為替市場は、前週末発表の米5月雇用統計を受けて、円売り・ドル買いが進んだ流れがこの日も継続し、連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げは続くとの見方から10年債利回りが3.04%台まで上昇。5月9日の高値131.35円を上抜けて、一時132.01円と2002年4月以来約20年2カ月ぶりの高値を更新し、ドル買い優勢に取引を終了しました。
 
【東京外為ドル円概況】
 
7日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場では前日高値を僅かに上抜け、132.04円まで高値を更新しました。その後の調整が131.80円台にとどまったこともあり、時間外での米10年債利回りの上昇を背景に買いが膨らみ、一時132.35円まで上昇。その後は、日銀などの円安進行に対する発言への警戒感もあり、やや弱含みな推移となっています。(カネツ商事提供)

[提供:AIゴールド証券株式会社]

株ちゃんofficial xはこちら!
目次