4月1日の日経平均株価は続落後、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7400円-2万7800円を想定。
ダウ平均は550ドル安の34678ドルで取引を終えた。3月は主要3指数とも強い動きとなった中、月内最終日は利益確定売りが優勢。特に取引終盤にかけて下げが加速した。
日経平均株価はきのう3月31日の弱い地合いや、米国株の大幅安を嫌気して、3月に上げた分の利益確定売りが急がれることになるだろう。
ウクライナ情勢の不透明感や、現地1日には米3月雇用統計が発表されることもあり「手控えムードが広がりそうだ」との声が聞かれた。
為替相場は、ドル・円が1ドル=121円台の後半(3月31日は121円63-65銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=134円台の後半(同135円62-66銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比295円安の2万7535円だった。
【好材料銘柄】
■フルッタフルッタ <2586>
トロント大学におけるアサイーの臨床試験が再開。
■スター・マイカ・ホールディングス <2975>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額。
■True Data <4416>
プラネット <2391>と業務提携。「POS データクレンジングサービス」を共同で開発。
■オリジン <6513>
今期経常を2.3倍上方修正。
■HPCシステムズ <6597>
コニカミノルタ <4902> と画像IoT・AI分野における技術パートナー契約を締結
■第一商品 <8746>
東証が4月1日付で特設注意市場銘柄および監理銘柄(審査中)の指定を解除。
■乃村工藝社 <9716>
前期経常を一転11%増益に上方修正、配当も3円増額。
■CAICA DIGITAL <2315>
21年10月期に評価損を計上した投資有価証券が全額償還されたことに伴い、22年10月期第2四半期に1.5億円を特別利益に計上する。
■Shinwa Wise Holdings <2437>
羽田オークション「EVENING SALE」で高額美術品が落札されたことに伴い、取扱手数料として5.8億円を22年5月期の売上高に計上する。
■エコモット <3987>
インフラテック事業を展開するベイシスと、新型コロナワクチン用フリーザー対応型IoT無停電電源装置(UPS)の全国自治体への設置を開始。
■明光ネットワークジャパン <4668>
上期経常を30%上方修正。また、人材紹介企業Simpleの株式を取得し子会社化する。
■ネクストウェア <4814>
スマートフォンとディスプレイを双方向、かつワイヤレスでつなぐ世界初のソフトウェア技術を開発するteamSへ出資。
■TAKARA & COMPANY <7921>
6-2月期(3Q累計)経常が58%増益で着地・12-2月期は黒字浮上。
■GFA <8783>
キーバ社と「CLUB CAMELOT」のスポンサー契約を締結。
■イーレックス <9517>
ベトナムにおけるバイオマス事業の検討を開始。
【主な経済指標・スケジュール】
1(金)
3月日銀短観(8:50)
3月新車販売台数(14:00)
3月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
象印、トシンG
【海外】
中国3月財新製造業PMI(10:45)
米3月ISM製造業景気指数(23:00)
米3月雇用統計(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
