続伸スタート、半導体関連高い

【寄り付き概況】

5日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比229円47銭高の2万7965円94銭。
 
前日の欧州株市場が総じて高かったほか、米国株市場でも主要株価3指数が上昇、ハイテクセクターへの買いが目立ちナスダック総合株価指数の上げが目立った。東京株式市場では前日に新市場再編後初の取引が行われたが、日経平均は小幅ながら高く引けており、きょうも海外株高を追い風に、引き続き投資資金を引き寄せる展開となっている。
 
ただ、ウクライナ情勢の不透明感が拭えないなか、主力株の上値は重い可能性がある。買い一巡後はアジア株市場の動向や米株価指数先物の動きなどに左右され、2万8000円近辺では戻り売り圧力も意識されそうだ。
 
業種別では、INPEX、石油資源などの鉱業株や、ソニーG、キーエンスなどの電気機器株が上昇。帝人、東レなどの繊維株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株も高い。日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株や、三井金属、住友鉱などの非鉄金属株も堅調。楽天グループ、リクルートHDなどのサービス株や、信越化、花王などの化学株も上げている。

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