東証スタンダード市場は値上がり銘柄数178、値下がり銘柄数1056と、値下がりが優勢だった。スタンダードTOP20は軟調。出来高は1億2377万株。
急ピッチの金融引き締めをかなり織り込んでいた債券市場と比べ、株式市場では直近、新興株が賑わうなどやや楽観に傾いていた面もある。「長期金利が切り上がる方が米株にはネガティブでは」といった声が聞かれたが、将来収益に基づき株価形成される新興株の賑わいに水を差すという点では頷ける指摘である。
個別では佐渡汽船がストップ高。エフビー介護サービスは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、YKT、セントラル総合開発、フォーシーズHD、ソフトウェア・サービスなど13銘柄は年初来高値を更新。クロスフォー、エヌエフホールディングス、エム・エイチ・グループ、重松製作所、川本産業が買われた。
一方、日本電技、佐藤渡辺、巴コーポレーション、東洋精糖、フジ日本精糖など53銘柄が年初来安値を更新。芝浦電子、日本鋳造、フェリシモ、エヌリンクス、KeyHolderが売られた。
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